研究活動

常設研究会 ― 第2次2050研究会 第9回報告 ―

○ 開催日時
2017年10月25日(水)10:00~12:00
○ 開催会場
プラザエフ5階会議室
○ 参加者
8名(委員6名、事務局1名、オブザーバー1名)
テーマ
報告
「地域生協のミッションとビジョン策定の進め方(修正)」
協議
「2050年情勢予測のSWOT分析から見る新たな事業戦略について」
報告
「地域生協のミッション・ビジョン調査進捗報告」
報告
「『寄り合い処くっつき』運営者インタビュー計画」
報告
「地域生協の役職員・組合員理事インタビュー計画」
協議
「2050年に向けた地域社会についての協同組合論からの考え方」
報告
「第2次2050研究会報告作成に向けて」
報告
「研究誌1月号進捗報告」
概要

1.地域生協のミッショとビジョン策定の進め方(修正)

  • 第7回研究会へ報告した「地域生協のミッションとビジョン策定の進め方」についてSWOT分析による事業戦略の検討などを追記し一部修正することを報告しました。

2.2050年情勢予測のSWOT分析から見る新たな事業戦略について

  • 現時点の地域生協の強みと弱み、2050年に想定される外部環境に基づくSWOT分析結果を報告しました。論議では「将来の地域生協のミッション・ビジョンの論議をするために将来の事業戦略を検討することは有用である」「集いの館などの新たなビジネスのアイデアを中心としたSWOT分析も考えられる」「将来における生協法の見直し、他企業との連携の進展、自動運転といった環境変化も重要である」「組合員活動の強み・弱みも戦略への反映が必要ではないか」等の意見が出されました。

3.地域生協のミッション・ビジョン調査進捗報告

  • 地域生協のミッション・ビジョンを流通業との比較という視点で分析(テキストマイニング)するた めのミッション・ビジョンの収集と近畿大学への分析の委託について報告しました。近畿大学での分析結果は次回の研究会へ報告予定です。

4.「寄り合い処くっつき」運営者インタビュー計画

  • 「集いの館」の開設の提言の資料とするため、滋賀県の地域施設「寄り合い処くっつき」を11月に訪問調査することとし、インタビュー計画を報告しました。

5.地域生協の役職員・組合員理事インタビュー計画

  • ミッション・ビジョンの進んだ取り組みを把握するための役職員・組合員理事へのインタビューを年内に行うこととし、その計画を報告しました。

6.2050年に向けた地域社会についての協同組合論からの考え方

  • 将来の地域生協のミッション・ビジョンの論議に関連づけて、国際的な視座で初期協同組合運動からレイドロー報告、ブループリントまでの地域社会と協同組合に関する変遷の報告を行い、協同組合のあるべき姿や目的を確認するための論議を行いました。

7.第2次2050研究会報告作成に向けて

  • 第2次2050研究会報告を「集いの館の具現化」と「地域生協のミッション・ビジョンの方向性」にて構成することとし概要を報告しました。

8.研究誌1月号進捗報告

  • 研究誌1月号の特集の執筆について各委員が予定通り進捗していることを確認しました。