常設研究会 ― 第2次2050研究会 第8回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2017年7月26日(水) 10:00~12:00
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階会議室
- ○ 参加者
- 11名(委員8名、事務局1名、オブザーバー2名)
テーマ
- 報告
- 「将来の地域生協のミッション・ビジョンに関する調査報告」
- 協議
- 「将来の地域生協のミッション・ビジョンに関する論議」
- 報告
- 「パルシステム東京共同プロジェクト報告」
- 報告
- 「生活協同組合研究誌への第2次2050研究会中間報告について」
概要
1.報告「将来の地域生協のミッション・ビジョンに関する調査報告」
将来の地域生協のミッション・ビジョンを論議するための「現在の地域生協のミッション・ビジョン」「主要流通業のミッション・ビジョン」「一般企業のミッション・ビジョン」「2050年前後に想定される外的環境」等について生協総研にて調査を行ったため、その調査結果を報告しました。
2.協議「将来の地域生協のミッション・ビジョンに関する論議」
この研究会では2017年度は「集いの館」の具現化というテーマで研究してきましたが、もうひとつのテーマである地域生協のミッション・ビジョンについて論議を開始しました。今回は最初の論議のため調査報告を受けた意見交換を行いました。
各委員からは「都市と地方それぞれに対応した異なるミッションが必要ではないか」「企業のミッションは企業が顧客や株主に対して呼びかけているが、生協間ミッションは誰が誰に対して呼びかけているか分かりにくい」「生協の規模が大きくなるとミッションの抽象度が高まるのではないか」「企業では創業の理念を掲げ続けることが多いが、生協は合併などにより理念を変えることも多い」「生協の地域づくりのビジョンは殆どの生協で策定されており、地域の行政や団体との連携が進んでいる」等の意見が出されました。
最後に、生協の目的の実現のために手段(宅配や店舗、介護)があるが、集いの館のような新しい手段が手に入ればそれに対応したミッションが必要となることを論議の視点として共有しました。
3.報告「パルシステム東京共同プロジェクト報告」
パルシステム東京共同研究プロジェクトの最終報告「2050研究会『集いの館』構想モデル計画」がまとまったためその内容を生協総研より報告しました。
4.生活協同組合研究誌への第2次2050研究会中間報告について
生活協同組合研究誌の2017年1月号に特集として第2次2050研究会の中間報告(集いの館の具現化の研究)を行うことを生協総研より報告しました。