常設研究会 ― 第2次2050研究会 第6回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2017年3月30日(木) 10:00~12:00
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階 会議室
- ○ 参加者
- 13名 (委員6名、識者4名、事務局2名、オブザーバー1名)
テーマ
- 報告
- 「第2次2050研究会のこれまでの動向」
- 若林靖永 座長(京都大学大学院教授)
- 協議
- 「第2次2050研究会のあり方について」
概要
1.報告「第2次2050研究会のこれまでの動向」
若林座長から「第2次2050研究会のこれまでの動向―生協が地域になくてはならない存在であり続けるために―」というテーマで2016年4月以降の当研究会の活動内容について報告をいただいた。
2.報告ディスカッション「第2次2050研究会のあり方について」
続いて「第2次2050研究会のあり方について」ディスカッションが行われ、次の様な意見が出された。
①高齢者の食事
高齢になると調理が億劫になりできなくなる。元気に生活するためには食べる、動く、出会う、少し働くということが大切である。「集いの館」が食事を提供する場所であることで、それらのきっかけとなるような施設であって欲しい。
②集いの館の運営
- 集いの館は何らかの役割がある方が主体的に参加できる。役割を通して顔と名前を覚えることができる。コーディネィターが参加者のできることを引き出していくことが重要。
- 生協も入っただけでは何も活動がないが、いろんなきっかけで関係を作り活動に参加していく。参加を広げるためには集いの館に行く理由を持たせることが必要である。
- 生協として「集いの館」運営の核となる人を育てていくことが必要ではないか。
- 年に50~60万円の報酬を出せば時間に余裕のある高齢者を運営者とできる可能性は十分にある。
- 高齢者だけでなく、様々な世代の困りごとに対処できる地域包括ケアといったものの需要はあるはず。一方で現在の地域包括ケアのやり方は運営側のあきらかな力量不足に陥っているので何らかの工夫は必要。