研究活動

常設研究会 ― 第2次2050研究会 第4回報告 ―

○ 開催日時
2016年11月30日(水) 10:00~12:30
○ 開催会場
プラザエフ5階 会議室
○ 参加者
10名 (委員7名、事務局1名、オブザーバー2名)
テーマ
報告①
「買物弱者対策『マイクロスーパー』展開事例」
 山田和弘 氏(全日本食品株式会社 マイクロRS本部 店づくり部 課長)
報告②
「地域向けワークショップの開催報告」
協 議
「研究会の今後の進め方について」
概要

 全日本食品株式会社の山田和弘氏から、同社が買い物弱者対策として展開しているマイクロスーパー事業の概要を報告いただいた。現在、急速に進む高齢化と商業構造変化のミスマッチがあり、高齢者が自宅で当たり前の生活を送ることが困難になっている。同社のマイクロスーパー事業展開の背景にはそういった社会課題の解決に対する思いもある。

 実際の展開事例については、栃木県、茨城県、東京都、島根県、4つの店舗をご紹介頂いた。各店舗の設立経緯や地域事情に加え、運営上の特徴や課題といったものを伺った。非常に示唆に富んだ内容であり、報告後の質疑応答では参加委員から多数の質問が出された。

 続いて、本年9月~11月に開催された地域向けワークショップの実施報告が行われた。本ワークショップにおいて参加者から出された意見は、まとめを作成し次回以降の研究会にて報告を行う。

 最後に、今後の研究会の進め方について生協総研の小方より提案を行い、委員間での共有化と検討を行った。