常設研究会 ― 生協共済研究会(第17期) 第1回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2022年6月20日(月)15:00~17:35
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階 会議室(オンライン併用)
- ○ 参 加 者
- 35名(委員8名、オブザーバー16名、事務局11名)
テーマ
- 1.各委員報告「現在の研究テーマと生協共済との関わりや問題意識について」
・「現在の研究テーマについて」
・「生協共済との関わりや問題意識について」
司会:岡田座長(日本大学商学部教授) - 2.研究報告「年齢および所得水準が生命保険需要に与える影響」
報告者:崔桓碩委員(八戸学院大学 地域経営学部 准教授)
概要
1.各委員報告「研究テーマと生協共済との関わりや問題意識について」
(1)現在の研究テーマについて
(2)生協共済との関わりや問題意識について
(3)今年度の研究会で学びたいテーマに関する意見交換
岡田座長の司会のもと、各委員が順番に自身の「現在の研究テーマ」と「生協共済との関わりや問題意識」について報告した。
各委員の「現在の研究テーマ」については、共済と保険の違い、自然災害リスク、SDGs、社会的連帯経済、自動運転、金融消費者保護、P2P保険、コロナの影響、平均寿命、健康寿命、社会保障制度(医療保険・年金)、ESG投資、ガバナンス、財務、協同組合のアイデンティティ、組合員参加、共済と保険の違い(株式会社・相互会社)、共済の成功要因、健康経営、健康増進、健康づくり支援、DXなど多岐にわたっていることが共有された。
「生協共済との関わりや問題意識」については、各生協共済の事業内容、生協共済によるSDGsに関する取り組み、生協共済のガバナンス、ソルベンシー、生協共済のブランディング、生協共済による組合員活動(健康増進や地域支え合い等)、生協共済によるDXの取り組み等が挙げられた。
2.研究報告「年齢および所得水準が生命保険需要に与える影響」
崔桓碩委員より「年齢および所得水準が生命保険需要に与える影響」をテーマに「家計における生命保険加入状況及び推移」「世帯をめぐる環境変化と生命保険需要への影響」「家計における生命保険需要分析」について報告された。報告後の質疑応答において大塚委員、吉田委員、岡田委員から報告内容に関する質問・意見が提示され、それに対する崔桓碩委員の応答を含めて活発な議論が展開された。
3.事務局連絡
事務局より「第2回以降の研究会日程」「全労済協会による公募委託調査研究募集」等について情報共有した。