常設研究会 ― 生協共済研究会(第16期) 第2回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2021年6月21日(月)15:00~16:55
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階会議室(オンライン)
- ○ 参 加 者
- 38名(報告者2名、委員11名、オブザーバー18名、事務局5名)
テーマ
- ①報告者:佐々木祐介(こくみん共済 coop 経営企画部調査渉外室長)
テーマ:「こくみん共済coop 2018年度~2021年度中期経営政策および2021年度実行計画について」 - ②報告者:淺田佳則(コープ共済連 渉外・広報部長)
テーマ:「CO・OP共済2030年ビジョン」
概要
1.報告「こくみん共済 coop 2018年度~2021年度中期経営政策および2021年度実行計画について」
- 佐々木祐介氏より初めに「こくみん共済 coop 2018年度~2021年度中期経営政策」のテーマで「こくみん共済 coopを取り巻く環境の変化」「実現をめざしている理念」「お役立ち発想と共創活動による事業と運動の展開」「2021年度までの数値目標と7つの施策(推進チャネルの強化、ITの活用、地域課題への取組み、協同組織との共創等)の成果と課題」等について報告がされた。次に「2021年度の主な取り組み課題」のテーマで「マイカー共済、団体生命共済の改定」「組合員とのオンラインでの対面とWEB加入完結機能の拡充」「大規模災害時におけるコールセンター対応や住宅審査対応等の強化」「防災・減災運動への取組み」等について報告がされた。
- 質疑では「新型コロナウイルスの事業への影響」「WEB上での加入完結が可能となる時期」「インシュアテックにおけるスタートアップ企業との協業」等について質問が出された。
2.報告「CO・OP共済2030年ビジョン」
- 淺田佳則氏より「CO・OP共済2030年ビジョン」のテーマで「ビジョン策定のプロセス」「2020年ビジョンで掲げた2020年度末の数値目標と到達状況」「2030年の情勢認識」「2030年ビジョンで大切にしたい5つのこと(参加と共感、くらしへの貢献、変化への対応、地域への貢献、安定した事業運営)」「2030年に向けた事業目標(加入者数、支払率、経常剰余率、支払余力比率)」「7つの重点課題(ジュニア20コースの満期年齢の30歳への延長などの商品開発課題、共済推進スタッフの体制づくりやブランディングをとおした認知度向上等の推進・共同事業課題、組合員の参加と共感を広げる課題、職員の育成課題、システム再構築やBCP対策等の安定した事業運営課題等)」について報告がされた。
- 質疑では「宅配等の対面型推進へのコロナ禍の影響」「コープ共済連の事業や活動における子どもの貧困を無くすための取組み」等について質問が出された。
3.その他報告等
- 全労済協会より2021年度公募委託調査研究募集について、事務局より単行本「生協共済の未来へのチャレンジ」の刊行予定等について報告を行った。