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研究活動

常設研究会 ― 生協共済研究会(第12期) 第6回報告 ―

○ 開催日時
2018年2月19日(月)15:00~17:35
○ 開催会場
プラザエフ5階 会議室
○ 参加者
30名(委員9名、オブザーバー15名、事務局6名)
テーマ
報告者:
宮地 朋果(拓殖大学)
テーマ:
「共済と保険 その同質性と異質性-アンダーライティングの観点から」
提 案:
「生協共済研究会 2017年度活動のまとめ、2018年度活動計画」
概要

1.報告「共済と保険 その同質性と異質性-アンダーライティングの観点から」

  • 宮地委員より、「保険と共済における逆選択、アンダーライティング、掛金の公平性」「高リスク者への対応」「アンダーライティングにおける課題(リスク類別の根拠、合理性、区別と差別は表裏一体)」「危険選択の変化(人種、家族歴、性別による料率分類の禁止・制限)」「内部補助(高リスク者の費用を低リスク者が負担)の許容度」「共済ならではのリスク区分(保険に比べ緩やかなリスク区分)」「共済ならではの強み(モラルハザードが相対的に低い)」「ゆらぐ共済の強み(保険の引き受け基準の緩和、保険の支払いの迅速化)」「共済に求められる姿勢(地域経済社会や社会的弱者の救済などに貢献)」等について報告がされた。
  • 次に、全労済より「火災共済・自然災害共済の全国一律掛金の経過と制度設計」、コープ共済連より「《たすけあい》の概要・特徴と告知緩やかコース、一律保障・一律掛金の設定主旨」、大学生協共済連より「バイク事故不担保特約をめぐる大学生協共済のたすけあい論争」、全国生協連より「一律掛金の商品ラインナップ」「必要な人に安い掛金での保障の提供、低コスト経営と割戻しによる還元」等が報告された。
  • 参加者からは次のような意見・質問が出され宮地委員及び各団体からの説明と意見交換がされた。
    「共済は保険に比べモラルハザードが低いというのは本当にそうなのか。JA共済などで顔のわかる関係ならばそうとも考えられるが、低いと評価できるのだろうか。」「モラルハザードについての開示されたデータがなく、仮に支払ってしまえばモラルハザード案件にならないといった側面があり保険と比較することは難しい。」「相互扶助と公平性の関係はどのように考えればよいか。同一掛金というのは死亡率が何倍までなら許容されるのだろうか。」「一律掛金は組合員にとっても推進する職員にとっても分かりやすく事務もしやすいというメリットがある」「相互会社の理念にはお客様のためという言葉はあるが相互扶助という言葉はあまり見当たらない。団体保険では一律掛金の性格が強いが、相互会社や団体保険と共済の違いは何か。共済側はもっと明確にしていかなくてはいけない。」

2.提案「生協共済研究会 2017年度活動のまとめ、2018年度活動計画」

  • 事務局の小塚研究員より生協共済研究会「2017年度活動のまとめ、2018年度活動計画(案)」を提案した。2017年度のまとめでは「地域における生協共済の役割」をテーマにした全国研はエポックメイキングであったこと、ICMIFへの崔委員の参加は国際状況を共有できた大きな取組であったこと等を説明した。2018年度計画では2016年度に集約した研究テーマにもとづき未報告の委員の報告を追求すること、生協総研レポート2019年7月に発行すること等を説明した。
  • 提案についての意見は特になく、提案どおりの内容で確認された。

3.次回研究会 2018年4月16日(月)午後3時~5時30分

 崔 桓碩委員より「韓米FTAおよび農協法改正の下での韓国の農協共済の動向」を報告する。