常設研究会 ― 人生100年時代における健康づくり研究会 第2回報告 ―
- ○ 開催日時
- 2020年2月20日(木)13:30~17:00
- ○ 開催会場
- 四ツ谷・プラザエフ5階会議室
- ○ 参加者
- 15名(講師1名、委員9名、オブザーバー4名、事務局1名)
テーマ
- 報 告:峰田優一氏(全国大学生協連)
- テーマ:「大学生協学生実態調査の結果から見える、大学生の食生活の様子・変遷」
- 報 告:児林聡美委員(東京大学大学院医学系研究科/HERS & M&S/生協総合研究所)
- テーマ:「研究会での検討を開始するにあたって「私の健康、食習慣チェック」活動のこれからを考える」
概要
1.外部講師報告
大学生協学生実態調査の結果から見える、大学生の食生活の様子・変遷について峰田氏が報告を行い、共済金支払い実績からみた大学生の健康をめぐる状況については岸田氏が説明した。質疑応答では、1990年と比べ自宅外生の食費が減少している背景、ミールカードで集めた情報の活用状況などについて委員より質問が出され、峰田氏が回答した。
2.第1回研究会の追加説明
前回は報告時間を進行上確保できなかったため、第1回研究会での意見交換も踏まえ、児林委員が「私の健康、食習慣チェック」活動のこれからについて説明を行った。意見交換では、BDHQのように摂取頻度をもとに食生活を分析しフィードバックをもとに行動変容を促す手法の有用性、畜尿塩分調査、食品使用量を減らしたパンの製造などについて委員から意見が出された。
3.健康についての考え方、研究会での検討範囲、中間問題提起のイメージ等について
健康についての考え方、本研究会での検討範囲、中間問題提起のイメージ等について事務局より素案を説明した後、意見交換を行った。その結果、健康の考え方については一定の方向性を共有し、若い世代の健康や社会環境も含めて本研究会で検討することとした。健康づくりの目的や大切にしたい視点は今後議論を重ね、各生協が活動を実施するにあたって考慮いただけるような一定のメッセージを中間問題提起として出す。取り組み事例は中間問題提起の方向性に沿って集約する。