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研究活動

常設研究会 ― 人生100年時代における健康づくり研究会 第1回報告 ―

○ 開催日時
2019年12月12日(木)13:30~17:00
○ 開催会場
四ツ谷・プラザエフ5階会議室
○ 参加者
13名 (講師1名、委員9名、オブザーバー2名、事務局1名)
テーマ
  1. 報 告:岡田恵美子氏(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所)
  2. テーマ:「日本人の「健康と食生活」をめぐる情勢と課題」
概要

1.外部講師報告

 国民健康・栄養調査(全国および都道府県別集計)結果からわかる食と健康の変遷、最近の研究結果(同調査の研究への二次利用 ex.①日本人の食塩の摂取源となる食品、②みそ・しょうゆの1回の摂取量と高血圧、③野菜パターンと糖代謝異常)、調査(2017)結果からみた高齢者の健康等について岡田氏が報告を行った。質疑応答では、調味料由来の食塩摂取が約7割である一方、しょうゆ・みその1回の摂取量と高血圧との関係はみられない調査結果の理解の仕方などについて委員より質問が出され、岡田氏が回答した。

2.事務局提案と意見交換

 事務局より研究会の開催目的・検討事項案・今後の開催予定案について提案を行った。委員からは、健康づくりの取り組みの「意義・目的」「大切にしたい視点」や生協としての健康観の検討が重要、活動と事業の連携に関する検討に期待したい、外部講師の情報提供も重要だが委員間での検討に時間をより割いて欲しい、などの意見が出された。外部講師については、近藤克則氏(千葉大学教授)や東京大学高齢社会総合研究機構(同機構の辻特任教授は医療福祉生協連理事)などを推す意見が出された。

3.現在の取り組み状況と問題意識などに関する各委員報告と交流

 各委員が資料に基づき次の取り組みや問題意識などについて報告した後、意見交換を行った。