研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2026年度第3回公開研究会
市民による寄付の広がりとその意義―寄付がつなぐもの・つくるもの―

○ 開催日時
2026年10月13日(火)14:00~16:30
○ 開催会場
オンライン
○ 参 加 者
48名
※オンデマンド配信視聴申込は52名 総計100名

プログラムと報告者(敬称略)

講 演
「日本人にとって寄付とは何か」
坂本治也(関西大学 教授)
報告①
「生協での募金・寄付に託されている思い
~コープみらいの奨学金給付事業等の取り組みの事例から~」
河田喜一(コープみらい社会活動財団 代表理事 理事長)
報告②
「組合員の寄付を市民社会につなげる」
小寺浩子(生活クラブ生協・東京 副理事長)

概要


坂本治也 氏

 今回の公開研究会では「寄付」をテーマとし、その意義や日本における現状および課題、生協の取り組み事例の紹介を行った。

 関西大学の坂本治也さんからは諸外国と比較して日本の寄付が低調で、社会参加の意識も低いことが紹介され、自由度の高い社会参加としての寄付の意義や比較的信頼を集めている生協には可能性があることが指摘された。


河田喜一 氏


小寺浩子 氏

 生協における寄付の取り組み事例として、コープみらい社会活動財団の河田喜一さんからは奨学金給付事業等における信頼形成について、生活クラブ生協・東京の小寺浩子さんからは市民活動への助成基金の運営における組合員参加の仕組みづくりについて、それぞれ報告が行われた。

 参加者からは文化面や制度面などの背景、取り組みにおけるアカウンタビリティーの確保など多様な視点から質問が寄せられた。NPO関係者などの参加も多く、市民社会・市民活動における生協の役割を様々な角度から考える機会とすることができた。