研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2024年度第7回公開研究会
生協総研賞 第21回助成事業論文報告会

○ 開催日時
2025年3月14日(金)14:00~17:40
○ 開催会場
来場・オンライン配信併用
○ 参 加 者
47名(来場29名、オンライン18名)

プログラムと報告者(敬称略)

14:00
開会挨拶 宮本みち子(放送大学/千葉大学名誉教授、選考委員会委員長)
14:05
報告開始(各自報告20分、座長コメント5分、質疑応答10分)

尾崎 寛直(東京経済大学経済学部 教授)
「医療生協の組織活動の今日的意義と地域住民のウェルビーイング」
 座長:岩田三代(ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員、選考委員会副委員長)

宮武 宏輔(東京経済大学経営学部 准教授)
「過疎地域における生活協同組合を中心とした貨客混載事業モデルの構築に関する研究」
 座長:麻生 幸(千葉商科大学大学院名誉アドバイザリー)

関根 佳恵(愛知学院大学経済学部 教授)
「生活協同組合による社会的農業の実践の可能性」
 座長:遠藤公嗣(明治大学名誉教授)

伊藤 美智予 (日本福祉大学社会福祉学部 准教授)
「認知症保険の実際と課題-認知症の人と家族が安心して地域で暮らせるために-」
 座長:遠藤公嗣(明治大学名誉教授)

波名城 翔(琉球大学人文社会学部 専任講師)
「買い物弱者支援へ障害者が参画する意義と可能性」
 座長:神尾 真知子(日本大学名誉教授、日本大学法学部法学研究所研究員)

小林 秀行(高知県立大学健康長寿研究センター 准教授)
「子どもの社会経済的状況が発育不良や不健康リスクに及ぼす影響~健診データと健康行動国際指標との関連の検討」
 座長:宮本みち子(放送大学/千葉大学名誉教授)

17:35
閉会挨拶 岩田三代(ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員)

概要

 2023年度に採択された総研賞第21回助成事業の助成対象者6名による研究成果の報告会を会場での実参加とオンラインのハイブリッド形式で開催した。2月19日に刊行された各々の研究成果を収録した『生協総研賞第21回助成事業研究論文集』を基本の資料とし、各報告者が発表を行った後、座長を務める選考委員からのコメントと報告者によるリプライ、続いてフロアに開いた質疑応答という手順で進められた。報告者・選考委員の間では報告の時間だけでなく、短い休憩の時間にもコミュニケーションがあり、また今年度も昨年に続いて報告会の後に懇親会も開催することができ、総研所内の職員も参加し、今後にもつながる議論の場とすることができた。