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研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2022年度第4回公開研究会
協同組合原則改定の議論をふりかえる

○ 開催日時
2022年7月15日(金) 14:00~16:35
○ 開催形態
Zoomミーティングによるオンライン開催 オンデマンド配信あり
○ 会  場
プラザエフ5階会議室
○ 参 加 者
98名
〇 共  催
日本協同組合連携機構(JCA)
プログラムと報告者
情報提供
前田健喜(日本協同組合連携機構 協同組合連携2部長)
「協同組合のアイデンティティ(定義・価値・原則)をめぐる議論の動向」
報 告 ①
白石正彦(東京農業大学名誉教授)
「1995年の協同組合原則改定時の議論をふり返る」
報 告 ②
鈴木 岳(生協総合研究所 研究員)
「協同組合原則に関する日本での紹介と議論
 ~1937年原則、1966年原則をめぐる過去の論議を中心に~」
概要

 本公開研究会では昨年の国際協同組合同盟(ICA)ソウル大会で議論が開始された協同組合原則をテーマに取り上げた。

 冒頭、本研究会を共催した日本協同組合連携機構(JCA)から、前田健喜協同組合連携2部長がソウル大会以降の原則などの協同組合のアイデンティティをめぐる議論の動向について情報提供を行った。

 続いて、白石正彦東京農業大学名誉教授より、1995年の原則改定時にどのような議論が行われ、現在の原則がかたちづくられたか、ICAの検討委員として、実際に議論にかかわられたお立場から報告をいただいた。

 生協総研の鈴木岳研究員からは、過去の協同組合原則をめぐる議論について、特に日本での議論の紹介を中心に報告を行った。

 参加者からも原則における職員の位置づけや改定の要因、協同組合の価値などについて質問がなされ、定義や価値、原則といった協同組合のアイデンティティをめぐり、理解や認識を深めることができた。