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研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2021年度第7回公開研究会
英国初期の協同構想と論争から学ぶ
~ロバアト・オウエン生誕250年とマルコム・ラドロー生誕200年を記念して~

○ 開催日時
2021年12月21日(火)14:00~16:50
○ 開催会場
Zoomミーティングによるオンライン開催
○ 参加者
62名
プログラムと報告者
講演①
鈴木 岳(生協総合研究所研究員、ロバアトオウエン協会専務理事)
「ロバアト・オウエンとオウエン主義者たちの輪郭」
講演②
中川雄一郎 氏(明治大学名誉教授、ロバアト・オウエン協会会長)
「J・M・ラドローの協同組合思想 ―キリスト教社会主義者思想を中心に」
概要

 今年はユートピア社会主義者といわれたロバアト・オウエン(1771-1858)の生誕250年、キリスト教社会主義者であるジョン・マルコム・ラドロー(1821-1911)の生誕200年にあたる。この節目にあたり、この2人の英国人をもとに、19世紀の協同をめぐる思想と運動の現代的意味を考えようと開催した。

 具体的には、オウエンについて、オウエン主義(者)について、1844年のロッチデール公正先駆者組合設立の背景、さらには19世紀後半のキリスト教社会主義者の活動について、長きにわたった協同組合の利潤分配をめぐる論争などを振り返り、古くて新しい論点の提供を試みたものである。

 司会の三浦からの概要説明の後、鈴木研究員からはロバアト・オウエンの87年にわたる生涯を振り返り、家族、工場管理、教育と実践、宗教批判、共同体構想、労働紙幣、協同ということばの始まりなどが紹介された。そして彼に影響を受けたオウエナイトたちの共同体の実践と挫折、独自の協同組合の展開、そして1844年ロッチデール公正先駆者組合とオウエン思想の影響についても提示された。

 次いで、中川氏からは、まず19世紀前半の英国協同組合運動の発展史が整理された後、キリスト教社会主義の開始として『人民のための政治』のF.D.モーリス、C.キングズリィの紹介がなされた。その上で、ラドローのキリスト教社会主義の理論から労働者協同組合論と利潤分配について、最後に購買高配当派と利潤分配派の長きにわたる対立について、解説された。

 次いでチャットとZoomミーティングをいかした直接の質疑が時間を延長するほど活発になされ、専務理事・藤田からの挨拶で閉会した。なお今回の講演については、後日、生協総研レポートとして掲載を予定している。