公益財団法人生協総合研究所 2018年度第6回公開研究会
韓国の生協 ~ハンサリム・iCOOPを中心に~
- ○ 開催日時
- 2018年12月12日(水)14:00~17:20
- ○ 開催会場
- プラザエフ5階会議室
- ○ 参加者
- 39名
プログラムと報告者
- 報告①
- 「ハンサリムの設立と変遷、現状と課題」
鄭 銀美(韓国農村経済研究院 主任研究員) - 報告②
- 「iCOOPの設立と変遷、現状と課題」
李 香淑(財団法人iCOOP協同組合研究所 研究員) - コメント
- 丸山茂樹(参加型システム研究所)
概要
本企画は、2018年2月に刊行された「韓国の購買生協の歴史と現況」『生協総研レポート』No.86、の4生協のうち、2大生協であるハンサリムとiCOOP(もう2つは幸福中心生協とドゥレ生協)に焦点を絞って、気鋭の研究者でそれぞれ日本で博士号を取得されて日本語にも堪能なお二人を中心に報告を頂いた。ハンサリムが農村運動から展開し国産産直を主軸としていることを鄭銀美氏が、iCOOPが宅配から次第に店舗に転換し多角的なドリームパークを創設していることが李香淑氏から語られた。次いで韓国の協同組合全般に通じている丸山茂樹氏から補足コメントが語られ、会場から7人の活発な質疑と丁寧な応答がなされた。生協総研専務 小方泰の今は「学び合う日韓の生協関係」になっているとまとめた閉会挨拶で終了した。