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研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2017年度第2回公開研究会
組合員参加と購買行動の相互関係を解明する~コープこうべを事例に~

○ 開催日時
2017年5月30日(火)14:30~17:00
○ 開催会場
コープこうべ 生活文化センター
4階第2会議室
○ 参加者
52名
プログラムと報告者
講演①
宮﨑達郎(生協総合研究所)
 コープこうべの組合員の参加と購買行動の分析
講演②
圓井秀樹(コープこうべ 次代コープこうべづくり本部)
 コープこうべのデータ整備から見えてくること
講演③
星野浩美(コープさっぽろ マーケティング部)
 コープさっぽろ事例報告

ワークショップ ~質問・疑問を出し合おう~

近本聡子 (生協総合研究所)

概要

 今回の公開研究会は、2016年度全国研究集会で報告した「組合員活動は購買に影響を与えるのか」というテーマについて、各地域生協でのデータ分析と実践をもとに、考察していこうという主旨で開催しました。

 まず、講演①で生協総研の宮﨑研究員が、コープこうべのインターネット調査とID-POSデータを使って、組合員活動への参加状況と生協利用について「統計的有意性」があるかどうかを考察しました。

 そして、講演②ではコープこうべの圓井氏が、各種利用データや加入データ、共済データなどが分散管理されている状況から、データの分析・活用にむけて踏み出したコープこうべの状況を報告するとともに、今後の方針などを述べました。

 講演③ではコープさっぽろの星野氏が、POSデータを取引先と共有して、データ分析とその活用を進めており、食育プログラムやラブコープキャンペーンで成果をあげていることを報告しました。

 最後の「ワークショップ~質問・疑問を出し合おう」では3つの報告を受けて、グループ討議を行い、感想や質問等を出し合いました。15分程度でしたが各グループともに活発な意見交換が行われ、報告への理解と問題意識の明確化につながる時間となりました。