公益財団法人生協総合研究所 2016年度第5回公開研究会
地域生協の戦後史 ~東京と福島から~
- ○ 開催日時
- 2017年2月4日(土)14:00~17:40
- ○ 開催会場
- 同志社大学 人文科学研究所
- ○ 参加者
- 22名
- ○ 共催
- 同志社大学 戦後史研究会
プログラムと報告者
- ① 三浦一浩(一般財団法人地域生活研究所・研究員)
- 「戦後東京における生協運動の展開:地域生協の設立過程に着目して」
- ② 林薫平(福島大学・特任准教授)
- 「戦後日本型生協の『共同購入産直』モデルとは何だったか ~福島で考える~」
- *補足コメント:原山浩介、鈴木岳
概要
「(第2期)生協論レビュー研究会<上>」『生協総研レポート』No.78、2016年3月、の7本の研究成果の中から、上記2人の報告を行ない討論した。三浦氏は戦後一時は雨後の竹の子状態であり、浴場などの運営も行っていた東京都内における生協の変遷と、コープみらい、パルシステム東京へそれぞれ統合される過程を概説した。林氏は、産直の概念とそのさまざまな見解について、また生協の農産物の対応について、さらに実践について時代ごとに解説した。なお、本研究会は「戦後史研究会」の座長である庄司俊作氏(同志社大学教授)とアシスタントの桐山氏にご尽力を賜った。