研究活動
公益財団法人生協総合研究所 2024年度第8回公開研究会
居住支援と空き家活用~住宅のかたちを考える~
総務省の「住宅・土地統計調査」によれば日本全国の空き家は900万件を超え、実に総戸数の13.8%が空き家になっていると推計されています。これだけの空き家がある一方で、低所得であったり、高齢であったり、障害を持っていたり、外国にルーツがあったりといった様々な理由で住まいを確保することが難しい人たちも多くいます。こうした状況に対し、国も住宅セーフティネット法などの法整備を行い居住支援の取り組みを進めていますが、重要になるのは生協をはじめとする市民による取り組みです。
今回の公開研究会では、生協とも関連する、住まいを確保することが困難な人たちに対する居住支援や空き家を活用した居場所づくりなどの活動を取り上げ、住宅や住まいの問題に焦点を当てそのあり方や生協が関われることを考えます。
住まうことは生活の大切な一側面であり、住宅のあり方は私たちのくらすまちを形づくるうえで大きな意味を持ちます。それは「生活」の協同組合である生協にとって他人事ではなく、むしろ大きな役割を発揮することが期待される領域です。多くの方にご参加いただき、住まいの問題やそこへの生協の関わり方について、ともに考える機会となれば幸いです。
- ●開催日時:
- 2025年3月26日(水)14:00~16:30(配信開始13:30)
- ●開催形態:
- 来場・オンライン(Zoom)配信併用 オンデマンド配信あり
- ●会 場:
- 主婦会館プラザエフ5階第1会議室(地図)
※来場参加をご希望の方はお早目のお申込をお願いいたします。 - ●参 加 費:
- 無料
プログラム(予定)
- 13:30~
- 開場/Zoom配信開始
- 14:00~
- 事務連絡・趣旨説明 三浦一浩(生協総合研究所 研究員)
- 14:05~
- 報告① 中根 裕(一般社団法人 くらしサポート・ウィズ 専務理事)
「居住支援と生活協同組合の可能性」(仮) - 14:50~
- 小休憩
- 15:00~
- 報告② 加藤陽介(建築家/一級建築士、株式会社 楓設計室 代表取締役)
「空き家を活用した居場所づくり・まちづくり」(仮) - 16:00~
- 質疑応答
- 16:20~
- 閉会あいさつ
- ※敬称略
お申し込み
下記URLまたは二次元コードからお申し込みください(3/21締切)。
※メールによるお申込も受け付けております。
案内チラシ(PDF 659KB)
●公開研終了後に期間限定でオンデマンド配信をいたします。オンデマンド配信ご希望の方もお申込みをお願いいたします。