研究活動
公益財団法人生協総合研究所 2024年度第4回公開研究会
現役世代の孤独・孤立の実態と今後の社会のゆくえ
人々の孤独・孤立が深刻な社会問題となっている今日において、この問題への対策が求められています。特に、新型コロナウイルス感染拡大によってデジタル化が進み、人々が対面でコミュニケーションをする機会が減少するなど、私たちの生活は大きく変化しました。
生協総合研究所では、このようなコロナ禍での変化が人々のつながりにどのような影響を与えたのかを把握するため、2023年3月に「人々のつながりの実態把握に関するアンケート調査」を実施しました。本調査は、現役世代の男女約1万人を対象として実施しており、仕事、家庭、余暇、地域活動の実態や、対面・オンラインでの人づきあいの在り様を詳細に捉える内容となっています。
今回の公開研究会では、本調査の設計を担当した石田光規氏に登壇いただき、調査から得られた知見をご報告いただきます。また、孤独・孤立の問題について多くの著作を執筆しておられる宮本みち子氏をお迎えし、これまであまり問題視されてこなかった「ミドル期(中年期)」の孤独・孤立についてお話いただきます。
現在、全国の生協がNPOや社協など地域で活動する様々な団体と連携しつつ、孤独・孤立の解決や予防に取り組んでいます。本研究会の内容は、今後の生協の取り組みを考える際の参考となると考えます。
是非、多くの方にご参加いただけますと幸いです。
- ●開催日時:
- 2024年10月3日(木)14:00~17:00 (配信開始13:30)
- ●開催形態:
- 来場・オンライン(Zoom)配信併用
- ●会 場:
- 主婦会館プラザエフ5階会議室(地図)
- ●参 加 費:
- 無料
プログラム(予定)
- 13:30~
- 開場/Zoom配信開始
- 14:00~
- 事務連絡・趣旨説明 中村由香(生協総合研究所 研究員)
- 14:20~
- 講演① 石田光規(早稲田大学文学学術院 文化構想学部教授)
「現役世代の人づきあい~『人々のつながりの実態把握に関する調査』から~」(仮) - 15:10~
- 質疑応答
- 15:20~
- 休 憩
- 15:30~
- 講演② 宮本みち子(放送大学/千葉大学名誉教授)
「ひとり社会の自由と孤独~増加する東京ミドル期シングルの実態から~」(仮) - 16:20~
- コメント 前田昌宏(日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部)
「孤独・孤立の問題に生協はどう対応できるのか」(仮) - 16:35~
- 講演②およびコメントへの質疑応答
- 16:50~
- 閉会あいさつ 茂垣達也(生協総合研究所 事務局長)
- ※敬称略
お申し込み
下記URLまたは二次元コードからお申し込みください(9/27締切)。
※メールによるお申込も受け付けております。
案内チラシ(PDF 808KB)
●公開研終了後に期間限定でオンデマンド配信をいたします。オンデマンド配信ご希望の方もお申込みをお願いいたします。