研究活動
公益財団法人生協総合研究所 2024年度第2回公開研究会
社会的連帯経済の動向を認識するために
2022年6月、国際連合(UN,NU)の国際労働機構(ILO)は総会で社会的連帯経済(英語圏ではSSE、フランス語・スペイン語圏ではESSと略称)について審議をおこない、この定義を定めました。ILOは世界的にSSEの発展を促進し、UNの関連諸機関もこの流れに沿うことになりますので、UNによるSSEの見解を考察・検討することがより重要となります。
一方で2013年11月に韓国・ソウルで初めて組織された「世界社会的(連帯)経済フォーラム」は、2023年までに世界で6回開催されました。これはSSEの国際的に重要なネットワークのひとつとして機能しつつあり、国際協同組合同盟(ICA,ACI)との連携も進んでいます(生協総研でも2年前から「社会的連帯経済研究会」を開始し、情報収集を強化しています)。
そこで今回の公開研究会では、ともすれば茫漠としているSSEについて、これに対するよりよい理解と認識を深める場とするものです。どうぞ、ご参集ください。
*社会的連帯経済とは:協同組合、共済組合、NPOなどのさまざまなアソシエーション、草の根の民衆による経済活動などを含む非営利組織の経済活動セクター
- ●開催日時:
- 2024年7月11日(木)14:00~16:35(配信開始13:30)
- ●開催形態:
- 来場・オンライン(Zoom)配信併用
- ●会 場:
- 主婦会館プラザエフ5階会議室(地図)
- ●参 加 費:
- 無料
プログラム(予定)
- 13:30~
- 開場/Zoom配信開始
- 14:00~
- 事務連絡・趣旨説明
- 14:05~
-
講演① 富沢賢治(一橋大学名誉教授・協同総合研究所顧問)
「社会的連帯経済とその意義について」(仮)
(参考資料:富沢賢治「社会的連帯経済とはなにか ―協同組合運動の新理念」『生協総研レポート』No.98, 2023年3月。) - 14:55~
-
講演② 鈴木 岳(生協総合研究所 研究員)
「世界社会的連帯経済フォーラム〈GSEF〉大会のこれまでと課題」(仮) - 15:45~
- 休憩
- 15:55~
- 質疑・意見交換
- 16:30~
- 閉会あいさつ 茂垣 達也(生協総合研究所 事務局長)
- ※敬称略
お申込み
下記URLまたは二次元コードからお申込みください(7/5締切)。
https://business.form-mailer.jp/fms/f3af2452238575
※メールによるお申込も受け付けております。
ご案内(PDF 782KB)
●公開研終了後に期間限定でオンデマンド配信をいたします。オンデマンド配信ご希望の方もお申込みをお願いいたします。
●富沢氏の講演の参考資料『生協総研レポート』No.98を、公開研究会の参加申込と同時にご購入される場合は、会員の方は1冊770円(税込)、会員以外の方は1冊1,100円(税込)、送料無料でご指定の場所にお届けいたします。