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研究活動

【7/30開催】公益財団法人生協総合研究所公開研究会
ゲノム編集技術の食品への応用 ~消費者目線での考察~

 ゲノム編集技術を利用して得られた食品の流通が、早ければ2019年夏にも開始されることが報道されています。

 厚生労働省の部会は2019年3月にゲノム編集技術を利用して得られた食品等の食品衛生上の取扱いについて報告書をまとめ、消費者庁は(厚生労働省での作業と並行して)表示制度のあり方を2019年夏頃をめざして整理する予定です。環境省も、これに先立ち、ゲノム編集技術により得られた生物のカルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律)に照らした整理およびカルタヘナ法の対象外とされた生物の取扱方針について検討を行い、取扱方針を取りまとめました(2019年1月に中央環境審議会自然環境部会に報告)。

 このようにゲノム技術応用食品をめぐる情勢が動きをみせる中、この技術に対する消費者の理解は十分とはいえない状況にあります。ゲノム技術応用食品に関する賛否は別にして、仮にその流通を開始するのであれば、消費者の不安や懸念を払拭するためのしくみ(消費者が望む形での選択を可能にする表示制度を含む)の整備、リスクコミュニケーションの徹底などが求められます。

 今回の公開研究会では、ゲノム編集技術の食品への応用に関して基本的な知識を学ぶとともに、リスクコミュニケーションのあり方などについて、消費者の視点から考えます。このテーマに関心がある方は、ぜひご参加ください。

日 時:
2019年7月30日(火)13:30~17:00
場 所:
プラザエフ8階 スイセン(地図
参加費:
生協総合研究所会員(団体会員の役職員を含む) 無料
一般 1,000円

● 予定プログラム ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

13:00~
開場
13:30~
開会挨拶
13:35~
講演① 大島 正弘(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門)
「ゲノム編集技術の食品への応用に関する基礎知識(仮)」
14:25~
講演② 佐々 義子(特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21 常務理事)
「ゲノム編集技術に対する一般市民の受け止めとリスクコミュニケーションのあり方(仮)」
15:15~
休憩
15:30~
パネル討論 進行:森田 満樹(一般社団法人「Food Communication Compass」代表)
17:00
閉会

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お問い合わせ先

公益財団法人 生協総合研究所 担当【中村範子・豊嶋里泉】
 〒102-0085
 東京都千代田区六番町15 プラザエフ6F
 TEL:03-5216-6025 FAX:03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop

お申し込み方法

※ご好評につき満席となりました。ありがとうございました。