• ホーム
  • 研究活動
  • 公益財団法人生協総合研究所公開研究会のご案内 国際協同組合研究の最新動向 - ICA研究会議2017報告をベースに考える -

研究活動

公益財団法人生協総合研究所公開研究会のご案内
国際協同組合研究の最新動向 - ICA研究会議2017報告をベースに考える -

 ICA研究会議が2017年6月にスコットランドで開催されました。現代協同組合研究では、かつて多用されていた社会主義的な視座にかわって計測可能な学問領域が隆盛となり、測定しつつ比較検討する経済学、社会学、比較制度論の分野からの研究が多数派となっています。また比較ジェンダー論、ビッグデータの解析によるマーケティング論なども近年よくみられます。その流れを受け、近年のICA研究会議では、欧米中心主義からグローバルな視点へと視野が広がり、文化的背景比較や制度比較など、協同組合の形成には、どのような環境が適しているのかという議論も盛んに行われています。

 この公開研究会では、ICA研究会議の動向を素材に、日本の協同組合研究にも視点をむけていきます。消費生活協同組合の制度、歴史において、ビジネスモデルとしての日本型生協の成功は世界にインパクト与えたものの、研究会議のテーマである「包摂する責任ある事業」という視点から何が課題となっているのか、新しい活動や起業をエンパワメントするという意味では「あしかせ」となっている点がないか等を検討し、協同組合に関わる皆さんの活動や仕事の方向性を議論していきたいと考えます。是非ご参加下さい。

日 時:
2017年8月31日(木)17:30~19:30
場 所:
渋谷・コーププラザ 4階会議室(地図
参加費:
生協総研会員(団体会員の役職員を含む) 無料
会員外 1,000円

● 予定プログラム ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

報告①
「ICA研究会議と最近の協同組合研究の動向」
 栗本 昭(法政大学大学院連帯社会インスティテュート教授 生協総研理事)
報告②
「協同組合による地域の人々の包摂の仕方を国際比較でみてみよう
- 英国過疎地域型 さっぽろ型 福井型 韓国の新協同組合型 -」(仮)
 近本聡子(生協総合研究所研究員 法政大学大学院講師)
コメント
前田健喜(JC総合研究所主任研究員 日本協同組合学会・JJC事務局)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

お問合せ

公益財団法人 生協総合研究所 担当【 近本・中村範子 】
 〒102-0085
 東京都千代田区六番町15 プラザエフ6F
 TEL:03-5216-6025 FAX:03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop

お申込み

 申込書に必要事項をご記入の上、Eメールにてお申込みください。なおEメールでお申込の場合は、件名に「8月31日開催(ICA報告会)公開研申込み」と入れて下さい。

 【ご案内】(PDF 671KB)
 【申込書】(Excel 17KB)※Excelファイルが直接開けない場合は、保存の上ご利用をお願いいたします。