公益財団法人生協総合研究所公開研究会のご案内
英国の生協の過去、現在、そして教訓
-コーペラティブ・グループの経営危機をふりかえる-
生活協同組合(消費協同組合)は、世界のさまざまな地域で展開しています。それらのなかでも英国の動向は、18世紀末ごろからの初期協同組合運動、何よりも1844年の「ロッチデール公正先駆者組合」の創立を経て1863年には「卸売組合」が創設されるなど、その成長と発展は目ざましいものでした。
時を経て、1950年代末にその成長は止まり、長期低落の傾向が見られました。そのようななかで1990年代には「乗っ取り騒動」、さらに新生CGの誕生後は再び成長基調と思われたのも束の間、つい数年前に経営危機に陥ってしまいました。有為転変を経て、いままた再建の道を歩む英国の生協事情の近況はどうなっているでしょうか。
この公開研究会では、ロッチデールからの概説史から今日の現況に至るまでを展開した当研究所刊行の『英国コーペラティブ・グループの経営危機をふりかえる』(生協総研レポート No.81、2016年3月)をもとに、これを執筆した当研究所研究員より報告をいたします。どなたでもご参加いただけます。ただし会場の都合上、早めのお申込みをお願いいたします。
- 日 時:
- 2017年2月15日(水)13:00~15:35
- 場 所:
- みやぎ生活協同組合本部・生協文化会館(ウィズ)研修室(地図)
- 共 催:
- みやぎ生活協同組合
- 参加費:
- 無料
● プログラム ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 12:30
- 開場
- 13:00
- 開会挨拶 大越 健治(みやぎ生活協同組合 専務理事)
- 13:05
- 報告①「コーペラティヴ・グループとその教訓」 佐藤 孝一(生協総合研究所)
- 14:15
- 休憩
- 14:25
- 報告②「ロッチデール公正先駆者組合と協同組合運動の変遷」 鈴木 岳(生協総合研究所)
- 15:30
- 閉会挨拶
(15:35終了予定)
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報告者紹介
佐藤孝一(生協総研研究員)専門分野「海外生協・流通事情」
論考に「海外の小売業と生協の健康への取り組み」、「海外のオンライン食品小売の動向」、「スイス・ミグロ生協の事業戦略」など多数。
鈴木 岳(同研究員・編集長)専門分野「協同組合史・くらし」
論考に「パリの食品小売業事情とビオコープ」、「魚介料理と日本酒およびブドウ酒との相性を一考する」、「ソウル2014GSEFと4生協店舗の訪問より」など多数。
お問合せ
公益財団法人 生協総合研究所 担当【 中村範子・鈴木 岳 】
〒102-0085
東京都千代田区六番町15 プラザエフ6F
TEL:03-5216-6025 FAX:03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop
お申込み
添付の申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申込みください。会場の都合上、早めのお申込みをお願いいたします。
【ご案内】(PDF 914KB)
【申込書】(PDF 416KB)
【申込書】(Excel 35KB) ※Excelファイルが直接開けない場合は、保存の上ご利用をお願いいたします。
■ 同じテーマによる公開研究会を2017年3月14日、福岡でも開催予定です。ご期待下さい。