国際協同組合年記念シンポジウムのご案内
「協同組合の経済的社会的インパクト:可視性をいかに高めるか」
国際協同組合年に際して、協同組合の経済的社会的インパクトを明らかにし、協同組合の可視性を高めることが求められています。このようなテーマについて欧州、北米の協同組合研究の第一人者をお招きして報告をいただき、日本の協同組合リーダー、研究者と討論を行うために国際シンポジウムを開催します。
バーチャル教授はロッチデール組合150周年、ICA100周年および国際協同組合年の記念出版の著者であり、また、国連労働機関の委嘱を受けて報告書『協同組合とミレニアム開発目標』を執筆しています。ケティルソン教授はICA調査委員会委員長であり、カナダ社会的経済研究パートナーシップにおいてリーダーをつとめ、バーチャル氏とともに国連労働機関の報告書『金融危機の時代における協同組合ビジネスモデルの耐久性』を執筆しています。このゲストスピーカーの報告に対して小栗崇資氏によるコメントを行い、パネル討論を通じてヨーロッパ、北米と日本の実践から学びあうことをめざします。
参加費 : 無料(定員200名、先着順)
- ● 日時 :
- 2012年11月22日(木)13:00~17:00
- ● 場所 :
- 日比谷図書文化館大ホール (地図)
都営地下鉄内幸町駅A7口、東京メトロ霞ヶ関駅B2・C4口より歩4~6分、
日比谷駅A14口より歩7分
JR新橋駅日比谷口より歩13分 - ● 主催 :
- 公益財団法人 生協総合研究所
- ● 後援 :
- JC総合研究所、農林中金総合研究所、2012国際協同組合年全国実行委員会
- ● 言語 :
- 日英逐次通訳
● プログラム
- 13:00
- 主催者挨拶 (生協総研 生源寺理事長)
- 13:10
- 第1報告:ジョンストン・バーチャル(スターリング大学教授)
- 14:10
- 第2報告:ルー・ハモンド・ケティルソン(サスカチュワン大学教授)
- 15:10
- 休憩
- 15:30
- コメント:小栗崇資(駒澤大学教授)
- パネル討論(モデレーター:栗本昭・生協総研理事)
- 17:00
- 終了
【報告者・コメンテーター略歴】
ジョンストン・バーチャル氏 | |
イギリス・スターリング大学応用社会科学部教授。社会政策学博士。専門は協同組合,ミューチュアルの研究。ロッチデール組合150周年記念の『コープ:ピープルズビジネス』(大月書店,1997年),ICA100周年記念の『国際協同組合運動』(家の光協会,1999年)および国際協同組合年の記念出版(近日翻訳出版予定)の著者.また,国連労働機関(ILO)の委嘱を受けて報告書『協同組合とミレニアム開発目標』,『金融危機の時代における協同組合ビジネスモデルの耐久力』を執筆。 | |
ルー・ハモンド・ケティルソン氏 | |
カナダ・サスカチュワン大学経営学部教授・同大学協同組合研究所長。経営学博士。専門は協同組合のマネジメント,ダイバーシティ。2007年からICA調査委員会委員長。2006年からのカナダ社会的経済研究パートナーシップにおいて大平原地域グループのリーダーをつとめた。主な著作は『カナダのアボリジニ協同組合の現状と可能性』(マクファーソン教授との共著),ILO報告『金融危機の時代における協同組合ビジネスモデルの耐久力』(バーチャル教授との共著)。 | |
小栗崇資氏 | |
駒澤大学経済学部教授。商学博士。専門は財務会計論、経営分析論。関連して株式会社論、生協論を研究。コープかながわのCRI研究所の研究員として調査・研究に従事し、現在は生協総研監事。主な著作は『アメリカ連結会計生成史論』日本経済評論社,2002年(日本会計史学会賞受賞),「新たな協同の再生―現代資本主義と人格のシステム」『現代生協改革の展望―古い協同から新しい協同へ』大月書店、2000年。 |
お問い合わせ・お申し込み
11月8日までにFAXかメールでお申し込みの上、会場まで直接お越し下さい。
【ご案内および申込書】(PDF 1.02MB)
公益財団法人 生協総合研究所 【担当・中村】
FAX : 03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop
連絡・照会先
TEL : 03-5216-6025(中村・栗本)