公益財団法人生協総合研究所 2011年度第5回公開研究会のご案内
「東日本大震災と生協の共済の果たした役割と今後の課題」
- ○開催日時
- 2011年11月21日(月) 14:00~17:00
- ○開催会場
- 四ツ谷 主婦会館プラザエフ9階スズラン(地図をご覧ください)
- ○参加費
- 無料(今回のみ委託研究のため)
東日本大震災は、我が国における安全・安心の考え方に大きなインパクトを与えました。とりわけ震災に伴う地震・津波の被害や福島第一原子力発電所の事故は、現在でも多くの方が避難所での暮らしを余儀なくされ、避難者は約7万人(10月現在)となり、死者・行方不明者は1万9千人を超える事態となりました。
全国の生協の共済は、被災地への緊急物資支援や義捐金の取り組みを行ったほか、いち早く被災者へのお見舞いや共済金支払いの手続きを開始しました。
今回開催する公開研究会「大震災と生協の共済の果たした役割と今後の課題」では、まず、地震・津波被災地において生協の共済が果たした役割を明らかにすることを通じて、「生協の共済らしさ」その独自性や存在意義がどう発揮されたのか、生協の共済のビジネスモデルからの分析と「民間保険と共済との商品の同質化」が言われる中で今回の大震災で民間保険と生協の共済はそれぞれどのような役割を果たしたのかについて学び、今後の課題についても検討していきます。
後半のパネル討論では、被災地でそれぞれの共済の果たした役割を振り返り、成果と課題を明らかにして、今後の中・長期的ビジョンや計画作りに役立てていくための論議の場として公開研究会を開催することとします。
プログラム
報告① | 「東日本大震災と生協共済のビジネスモデル」 | ||
岡田太 委員 日本大学商学部准教授 | |||
報告② | 「東日本大震災における保険と共済の取り組み」 | ||
江澤雅彦 委員 早稲田大学商学学術院教授 | |||
報告③ | 「東日本大震災と生協共済ー公平性の観点からー」 | ||
宮地朋果 委員 拓殖大学商学部准教授 | |||
パネルディスカッション「東日本大震災での生協の共済の取り組みを振りかえってー果たした役割、成果、課題は」 | |||
◎ コーディネーター | 甘利公人委員 上智大学法学部教授 | ||
◎ パネリスト | 岡田太 委員 日本大学商学部准教授 江澤雅彦委員 早稲田大学商学学術院教授 宮地朋果委員 拓殖大学商学部准教授 高野 智氏 全労済経営企画部次長 小塚 和行氏 コープ共済連総合マネジメント本部本部長 |
後 援
全国労働者共済生活協同組合連合会、(財)全国勤労者福祉・共済振興協会、日本コープ共済生活協同組合連合会、全国大学生協共済生活協同組合連合会、日本共済協会・生活協同組合委員会、全国生活協同組合連合会
お問い合わせ
公益財団法人 生協総合研究所 担当【 松本・中村 】
〒102-0085 東京都千代田区六番町15 プラザエフ6F
Tel:03-5216-6025 Fax:03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop
お申込み
添付の申込書にご記入の上、FAXにてご送付ください。