助成事業

第14回 生協総研賞・助成事業の対象者が決定しました

 今回の当助成事業には、個人研究32件、共同研究22件、総計54件のご応募をいただきました。10月初旬に開催された選考委員会(選考委員長:生源寺眞一、選考副委員長:武田晴人、選考委員:樋口恵子、兵藤釗、岩田三代、浅田克己)で厳正な選考を行った結果、最終的に下記の通り個人研究7件、共同研究3件、計10件の助成対象者を決定しました(順不同、敬称略)。

個人研究
  • 村上一真(滋賀県立大学環境科学部 准教授)
    「緑のカーテン実施促進に向けた情報提供のあり方の研究」
  • 小山 治(徳島大学インスティトゥーショナル・リサーチ室 助教)
    「地方企業による地元新規大卒者採用の成功・失敗要因 ――若年雇用を通じた地域社会の生存戦略」
  • 福間隆康(高知県立大学社会福祉学部 専任講師)
    「中間的就労の活用による生活困窮者雇用拡大のための方策 ―グリーンコープ共同体の実践と効果の検証―」
  • 櫻井康博(埼玉大学教育学部 教授)
    「知的障がい者の職場定着の要因を事例から考察する」
  • 堀場純矢(日本福祉大学社会福祉学部 准教授)
    「児童養護施設における小規模化の影響:職員の労働環境に焦点を当てて」
  • 謝敏怡(名古屋大学環境学研究科大学院博士課程)
    「社会運動の継承と変容-学生運動経験による有機農業運動の思想とその形成」
  • 古賀繭子(日本女子大学大学院博士課程)
    「高齢者の生活習慣からみた住まいにおける生活用品の実態に関する研究」
共同研究
  • 宮下聖史(立命館大学共通教育推進機構 講師)
    「医療福祉生協の地域包括ケアと地域まるごと健康づくりの検討 ―和歌山中央医療生協との共同による調査・研究―」
  • 松井大輔(新潟大学自然科学系 助教)
    「市民組織によるクラウドファンディングを用いた空き家再生の手法―南砺市城端を事例として―」
  • 林 秀弥(名古屋大学大学院法学研究科 教授)
    「生活協同組合等による地域コミュニティの防災力強化の在り方-熊本地震を契機として-」

 本年度も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。