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知の市場

第8回講義概要「貧困を考える」

○ 開催日時
2018年5月30日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

山田 浩史(日本生活協同組合連合会 組織推進本部サステナビリティ推進部 地域・コミュニティ担当)
「貧困を考える」

概要

 第8回講義の講師は、日本生活協同組合連合会 組織推進本部サステナビリティ推進部 地域・コミュニティ担当の山田さんです。学生たちに今回の講義についてききました。

受講生の声

Q生活協同組合(協同組合)のどのようなところに興味や関心をもちましたか?Aさん生協の「安心してくらせる地域づくり」にとって、子供の貧困問題はとても重要な課題です。生協が対策を考えるだけでなく具体的な取り組みを行い、生活困窮者に寄り添いサポートしているところに関心を持ちました。Bさん助け合うことや、人と人とのつながり、安心して暮らせること、地域機能を強めることを重視した上で、子供たちの貧困問題をとりあげ、生協がいろいろな団体と関わりながら、つながりを増しながら問題解決していて、すごいなと思いました。Cさん先日受けた試験の小論文課題が「子どもの貧困問題」だったので、最近貧困の話題をよく聞くと友人と話していたところだったので、とても興味深く聞きました。Q今回の講義のポイントは、どこにあったと思いますか?Dさん「子どもの貧困」に着目する理由は、大きく分けて3点ある。1つは、子供の貧困は「貧困の連鎖」につながる。2つ目は、子供は自分の力だけで貧困から抜け出すのは非常に困難である。3つ目は、どんな子供にも平等に未来のある社会にすること。生協の取り組みとしては、子ども食堂、学習支援、フードバンクへの支援などがあり、具体的には地域で活動の場をつくる支援や物資・資源の提供、食の分野への協力、情報発信などを行っている。Eさん生協が子供の貧困に対する取り組みをしている理由を聞いてすごいなと思いました。子供の貧困の理由のひとつに挙げられていた、非正規雇用で働く親の収入が低いことは、社会的な問題だと思いました。この問題はとても難しい問題だと思いますが、早く解決しなければならないと思いました。Fさん子供の貧困にさまざまな視点からアプローチしているところに関心を持ちました。やはり「食」はすべてにつながると思った。子ども食堂、フードバンクなど、続けていくべきだと思う。Q今回の講義や生活協同組合(協同組合)に対する意見・感想がありますか?Gさん現代の日本社会で子供の7人に1人が、またひとり親の子供の2人に1人が相対的貧困にあるという事実に驚いた。自分たちの周りに何人も相対的貧困に苦しむ友達がいたのだと思うと胸が痛む。子供たちの間で貧困と知られてしまうと、差別やいじめにもつながる。だから、子供たちは必死にかくす。それが問題を分かりにくくしている原因になっている。お金がなくて進学できない子供も数多くいる。あきらめざるを得ない環境というのは、子供たちの将来をつぶしてしまうことになる。自分たちに何ができるのか考えて行きたいと思った。Hさんこの講義を受けていなかったら、生協が子供の貧困に取り組んでいることを知ることはなかったと思う。自分は当たり前のように大学に通っているが、それは当たり前じゃなくて両親に感謝しなければならないと思った。生協が取り組む理由の一つに「子どもたちを支えることが、地域の助け合いの機能を強めるから」というのにはとても感動した。これにはいろいろな意味・思いがこめられていると思う。すべての地域がこのスローガンを掲げて行動すれば、どれだけの子供たちが助けられるだろうか。決して他人事ではないと思った。Iさん私は、「子どもはどんな環境に生まれてくるか選べない」という言葉がとても印象に残った。私たちは食べる物に困ったという経験はないが、日本をはじめ世界には貧困で苦しんでいる子供たちがいる。その子供たちはたまたまその環境に生まれただけで、私たちが支援することでそのような子供たちが減ると思う。生協をはじめ多くの団体が取り組みをしていることを知って関心を持った。私もぜひ参加したいし助けたいと思った。