生協の法的・制度的枠組み研究会【第1期】
 

2002年2月〜2003年7月 事務局 栗本 昭・宮部好広

 95年から96年にかけて法・制度問題研究会報告書,生協法改正問題検討小委員会第1次答申が出されたが,その後生協のガバナンス問題の発生,流通の規制緩和や直接金融への転換,国際会計基準の適用を含め,大きな環境変化が生じており,改めて生協の法的・制度的枠組みについて論点整理をする必要がある。会社法・農協法の改正や国連・ILOのガイドライン作りの実情をレビューするとともに,生協の組織運営の問題(ガバナンス),事業に関する制度問題(県域規制,事業種類,関連会社等),資金に関する問題(出資金・配当政策等)など個別の課題についても吟味し,今後の制度改革の方向について問題の整理を行なう。

座長 宮坂富之助 (早稲田大学・経済法)
委員 関英  昭 (青山学院大学・商法)
高橋岩和 (明治大学・経済法)
佐藤寿海雄 (公認会計士)

総研レポートNo.42「新たな環境のもとでの生協の法制度改革の論点:生協の法的制度的枠組み研究会報告」(200403)








2002年 2月 (1)研究の課題と進め方の確認
3月 (2)報告(会社法改正と農協法改正)関委員
4月 (3)報告(イギリス・国連・ILOの動き)栗本
5月 (4)報告(これまでの生協法改正検討の経過)宮部
6月 (5)報告(生協の共済事業と法制度)篠原
7月 (6)報告(生協の会計と監査)佐藤
9月 (7)論点整理(生協の組織運営問題)
10月 (8)同上
11月 (9)同上
12月 (10)論点整理(生協の事業問題)
2003年 1月 (11)報告(協同組合におけるコーポレート・ガバナンスの基本問題)
2月 (12)論点整理(生協の資金・会計問題)
3月 (13)報告(生協会計基準)
4月 (14)論点のレビュー
6月 (15)報告(生協法と協同組合原則)
7月 (16)提言についての検討
(17)提言についての検討

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