パート職員の働き方研究会
 

2002年1月〜2002年11月 事務局 栗本昭,河原英夫

 生協のパート職員は職員全体の77%(時間換算で60%近く)を占めるようになり,事業執行の上で大きな役目を担っている。本研究会では,次の点を目標にする。

(1) 生協の労働力編成において非正規化(パート化,アルバイト化)・外部化(アウトソーシング,派遣社員化)が増大している背景を理論的・体系的に整理する。
(2) パート職員の人事制度や就労に関する実態を把握し,問題点を明らかにする。
(3) パート職員の意欲と能力を引き出すマネジメントのあり方などを提言する。

【アプローチ】

  • 労働経済論・人材マネジメント論による学際的アプローチ
  • 各生協,他企業,研究者,コンサルタントなどのヒアリング,研究会における委員相互の討議,実地調査

座長: 古郡鞆子 (中央大学経済学部教授,労働経済学)
委員: 大木栄一 (日本労働研究機構副主任研究員)
小林一茂 (日本コンサルタントグループ)
阿部  憲 (コープとうきょう常務理事)
オブザーバー:
鈴木蔵人 (全国生協労連副委員長)
八谷真智子(同),木村祥子(日生協経営管理本部)

総研レポートNo.39「パート職員の働き方」(200304)
2003年度第1回公開研究会「パート職員の雇用と人事制度」(200306)








第1回
2002.1.25
「生協の現状と課題――事業・活動全体と人事制度」
藤岡武義・当研究所専務理事
第2回
2002.2.25
古郡「日本におけるパートタイマーの労働市場」
第3回
2002.3.28
阿部「コープとうきょうにおけるパート職員の実態」
第4回
2002.4.30
コープとうきょう事業所見学
第5回
2002.5.29
大木「正社員とパートタイマーの人事管理」
第6回
2002.7.30
小林「小売業P社のパートタイマー」
第7回
2002.8.27
小林「小売業P社のパートタイマー」
木村氏「全国生協の賃金労働実態調査に見る主な特徴」
第8回
2002.9.18
グループインタビュー(コープとうきょうパート職員)
第9回
2002.10.2
グループインタビュー(同正規職員)
第10回
2002.11.26
コープとうきょうパート職員就業意識調査・グループインタビューの報告
総研レポート執筆内容検討

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