インターネットとくらし研究会【第1期】
 

2000年7月〜2001年7月 事務局 近本聡子・西村一郎

●主旨、アプローチと方法

 我が国における情報化社会の進展により,インターネットの利用が多方面ですすみ,これまでにないコミュニティの形成がすすんでいる。日々のくらしに与えるインターネットの影響を明らかにし,これからの生協のあり方を考える。現状の情報収集に加えて経営学,社会学,心理学など多様な側面からアプローチする。

●研究会のまとめ

 問題意識をもった若手の研究者・実務家によって,経営学,心理学,社会学など幅広い視点から問題にせまることができた。インターネットが変えつつある社会とくらしについて各方面からアプローチし,2002年1月に報告書として総研レポート34号を発行した。ただし,当初の予定ではインターネットによるコミュニティとの関わりで2000年度に仮説を設け,後半から調査することを考えていたが,フィールドとして予定していた首都圏コープの取り組みが遅れたため実現できなかった。


座長: 上田隆穂 (学習院教授)
委員: 山下清美 (専修大助教授)
野村一夫 (法政大講師)
諏訪晴美 (慶応大院生)
若原圭子 (セゾン総研主任研究員)
新田かずえ (コープとうきょう活動企画委員)
関  一子 (ちばコープ理事)
藤野啓二 (コープネクスト統括マネジャー)

総研レポートNo.34「インターネットが変える社会:インターネットとくらし研究会のまとめ」(200201)








1回
2000.7.29
「eショッピングの拡大と生活者への影響」  若原委員
2回
2000.9.11

「インターネット・コミュニティにおける文化」安斎(ベビカム)
「サイバー上のマーケティング理論化に向けて」諏訪委員

3回
2000.10.17
「ちばコープにおけるHPの現状と課題」関委員
「ウェブ日記と自己表現」諏訪委員
4回
2000.11.14
「コミュニティのインターネット基地」菅谷明子
5回
2000.12.19
学校における食に関する指導について:文科省 金田
6回
2001.1.30
中間のまとめと今後について
7回
2001.2.27
「インターネット販売の枠組み」上田座長
「アメリカにおけるインターネット事情」高田(NY市立大)
8回
2001.3.22
「板のコミュニケーションにおけるメンバーの役割」山下委員
「インフォアーツ論」   野村委員
9回
2001.4.24
「女性のインターネット利用の現状―組合員調査を中心に」近本聡子
「私の問題意識」新田委員
10回
2001.5.22
「市民にとっての学びの空間(仮)」 木村 忠正
11回
2001.6.19
「社会的協調に基づく情報検索(仮)」野島 久雄
12回
2001.7.24
当研究会のまとめに向けて

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