●主旨、アプローチと方法
我が国における情報化社会の進展により,インターネットの利用が多方面ですすみ,これまでにないコミュニティの形成がすすんでいる。日々のくらしに与えるインターネットの影響を明らかにし,これからの生協のあり方を考える。現状の情報収集に加えて経営学,社会学,心理学など多様な側面からアプローチする。
●研究会のまとめ
問題意識をもった若手の研究者・実務家によって,経営学,心理学,社会学など幅広い視点から問題にせまることができた。インターネットが変えつつある社会とくらしについて各方面からアプローチし,2002年1月に報告書として総研レポート34号を発行した。ただし,当初の予定ではインターネットによるコミュニティとの関わりで2000年度に仮説を設け,後半から調査することを考えていたが,フィールドとして予定していた首都圏コープの取り組みが遅れたため実現できなかった。
|