2009年度 第4回公開研究会 報告
「首都圏の生協組合員はどのように商品を利用しているか?
――全国組合員意識調査からよみとる消費動向――」
日時:2010年2月23日(火) 17:15〜19:15
会場:渋谷・コーププラザ4F第1・第2会議室
プログラムと報告者:
報告1 |
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組合員の購買動向:いくつかの調査からみえてくるもの
内田 一樹 氏(コープネット事業連合商品管理本部 商品業務管理部長) |
報告2 |
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パルシステムの動向:パルシステムの利用とくらしに関するアンケートから
遠藤 正信 氏(パルシステム連合会 21世紀型生協研究機構 上席スタッフ) |
概要
今回の公開研究会は2009年度版の全国生協組合員意識調査で、組合員の購買動向が更に多様化しているという結果が見えていることを受け、特に首都圏近辺や生協別のデータを利用しながら、独自の消費データを合わせて、生協組合員の商品利用動向についてご報告いただいた。
ディスカッションでは、現在急速に伸びつつあるネットスーパーが組合員の利便性を獲得し生協離れを誘発するのでは、という論点と、逆にデリバリーというやや敷居の高い購買手段に一般の消費者を巻き込むことから生協誘引的に機能するのでは、という論点が提示されるなど、ひとつの現象についての多様な視角が提出され、大変興味深いものとなった。更にさまざまな動向や要因を分析することを再確認した。参加者74名。
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