2009年度第1回公開研究会のご案内
「協働」の時代における生協の可能性
――ちばコープにみる自治体との連携のあり方――

日時:5月21日(木) 13:30〜16:00
会場:渋谷・コーププラザ4F会議室

プログラムと報告者:

 報告1 「自治体改革と協働:委託,指定管理などの制度の背景にあるものは何か」
立教大学コミュニティ福祉学部准教授 原田 晃樹
 
 報告2 「千葉県内自治体との協働の現状:子育てひろば,館山での指定管理を事例に」
 生活協同組合ちばコープ子育て支援担当 渡辺 寧、加藤 雅代

ディスカッションと質疑

 今回は、子育てひろばの提供を中心として千葉県内の自治体と委託・受託関係を結び、さらに最近は館山市で地域生協としてははじめての子育て支援センターの指定管理者として選定されたちばコープを事例に,協働の背景と現在の課題、展望について報告を頂いた。ちばコープの渡辺寧氏・加藤雅代氏には,現代の子育てに必要不可欠な「ひろば」で起こっていること,その効果について説明頂いたとともに,自治体との協働によって行われている事業を生協の中にどのように位置づけるのか,またその強み・弱み等について指摘頂いた。また,立教大学の原田晃樹氏からは,行政学の,また自治体の政策形成に関与した経験から,サード・セクターとしての生協が自治体と協働する際にどのような課題があるかを指摘頂いた。「協働に一歩踏み出したからこそ見えてきた課題」をどのように克服し,効果を測定していくのか,今後の課題として提起された。参加者30名。

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