協同金融研究会・生協総研共催 公開研究会のご案内

倫理政策を軸とした
イギリス・協同組合銀行の革新的マネジメント

講師:デーヴィッド・ダン氏
イギリス・協同組合銀行
公共セクター・コミュニティ開発担当部長

2008年1月21日(月) 18:30〜20:30
プラザエフ5階 第1・第2会議室 地図

趣旨:

 イギリスの協同組合銀行は1992年に倫理方針を発表し,その大胆さが日本でも大いに話題となりました。近年の報告によると同行の業績は右肩上がりで,しかも同行の分析によれば,全体の利益の約半数が倫理的な問題に何らかの関心を有する人々の取引から生み出されており,同行にとって「倫理方針は,なかば不可欠な要素にもなっている」といいます。さらに同行のサステナビリティ報告書は国連環境計画(UNEP)/サステナビリティ社の世界ランキングで常に上位を争う位置にあり,同行はCSRの側面からも注目されています。今日,地域貢献を謳う金融機関は数多く存在しますが,同行のように,社会貢献やCSRの域を超えて「倫理に生きる」ことに針を振り切った金融機関は,トリオドス銀行のようなソーシャル・ファイナンス機関を除けばほとんど類を見ません。

 同行の「倫理に生きる」経営政策は,消費者の立場から社会を変えることを経営に埋め込もうとしている生協関係者にも興味深いと考えられます。今回,信金・信組・労金・農協の協同組織金融機関4業態の研究会である「協同金融研究会」との共催で,同行の取り組みについて学びます。

参加費:生協総研会員:無料 一般:1,000円

お問い合わせ・申し込み:下記まで前日までにご連絡下さい。

(財)生協総合研究所 担当【 山口・中村 】

〒102-0085 東京都千代田区六番町15 プラザエフ6F

Tel:03-5216-6025 Fax:03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop

協力:A SEED JAPAN

※逐次通訳が付きます。

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