フードシステム研究会の第5回を公開研究会とし、｢食の安全とフードシステム｣をテーマに高橋正郎氏（元BSE調査委員会　委員長）からご報告をいただいた。その概要は以下のとおり。

1. BSE問題検討委員会の成り立ちと｢報告｣作成上の特徴
   　
   
2. 「BSE問題検討委員会」の骨子
   (1)これまでの行政対応の検証
   (2)行政対応上の問題点・改善すべき点
   (3)今後の食品安全行政のあり方
   　
   
3. ｢報告｣を受けた政府の対応
   　
   
4. 食品安全行政とリスク分析
   　
   
5. BSE、食品表示偽装問題など一連の不祥事の背景、｢食｣と｢農｣の乖離
   　
   
6. ｢フードシステム｣概念の普及とそれに基づいた企業行動、消費者行動、行政対応
   　
   
7. フードシステムの一員としての生活協同組合の役割
   (1)食品安全行政の変化、消費者の安全・安心志向の高まりと生協の課題
   (2)今日の流通革命をどうとらえるか、消費者主導流通システム
   

■詳しい内容については、『生活協同組合研究』2002年10月号（Vol.321）所収の論文をご参照ください。

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