2001年度 第2回公開研究会 開催報告
食生活の成熟化と今後の変化の方向
2001年11月21日
第1回生協総研賞を受賞された時子山ひろみさん(日本女子大学家政学部教授)から「食生活の成熟化と今後の変化の方向」をテーマとして講演をいただいた。
参加者は生協総研理事のほか、みやぎ、さいたま、とうきょう、ちば、エル、生活クラブの各生協、日生協、生産者団体等で40人あまりが参加した。
講演の内容は、まず、新しい食料経済学としてのフードシステムのアプローチから、食生活の成熟の経済的な意味をデータの加工分析によって明らかにし、さらに、成熟後の食生活の変化のトレンドを、高級化・多様化・簡便化・健康安全志向の4方向から分析し、主流は簡便化にあるとし、その要因と問題点を提起した。最後に、日本の食生活の今後の方向を展望した。
■内容の詳細については、『生活協同組合研究』 2002年02月号(Vol.313)所収の論文をご参照ください。
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