2004年度第2回公開研究会のご案内
私たちの食育は?
趣旨:
食についての組合員の関心が強まり、各地の生協で子どもの食や健康に関する委員会や講演会などが組織されています。そこでは食品添加物や遺伝子組み替えといった個別の問題だけでなく、くらしや自然との関わりを重視する総合的な視点で食の問題を把握し、そのポイントを子どもに伝える食育などが議論されています。
また食(教)育は、学校教育にとっても大きなテーマとなり、02年度からスタートした「総合的な学習の授業」において、食育の一部として農業体験を重視した食農教育が数多く展開されています。これらの取り組みは、各地のJAやJFなども積極的に応援しています。このような課題に応えるため、小売業界でも動きが活発になりつつあります。アメリカの運動を参考にして日本で設立した「5・ア・デイ協会」には、イオングループやカスミなどが参加し、全国の小学校への働きかけを強めています。
こうした中で政府は食育基本法を策定し、大きな国民運動に展開しようとしています。では、組合員の食に責任を持とうとする生協は、どのように食育をとらえ、求められている役割を果たしていけば良いのでしょうか。
1年間続けた「食育と生協の役割研究会」で議論したことを中心に、生活者が求める食育について多方面から問題提起します。
日時:2004年11月6日(土)13:00〜17:00
会場: |
青山学院大学11号館2F 1123教室 交通案内 キャンパスマップ
東京都渋谷区渋谷4丁目4-25 TEL:03-3409-8111(代表)
・JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
・地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分
・正門を入り、総合研究所ビルと2号館の間を入った建物の2階です。
|
対象:食に関心のある生協組合員、役職員、研究者、その他 先着300名
参加費:当研究所会員は無料、非会員1000円(研究会報告書や関連する単行本は有料で販売)
スケジュール: |
(1)開会挨拶 (財)生協総合研究所 専務理事 藤岡 武義
13:00〜13:05
(2)「食べる大切さ(仮)」 大妻女子大学 教授 八倉巻和子
13:05〜14:05
(3)「生協における食育のすすめ」 (財)生協総合研究所 研究員 西村 一郎
14:05〜14:55
(4)「ゆめコープにおける食育の取り組み」 神奈川ゆめコープ 理事 吉川 直美
15:15〜16:05
(5)「医療生協における健康と食」 日本生協連医療部会 事務局長 藤谷 恵三
16:05〜16:55
(6)閉会挨拶 (財)生協総合研究所 主任研究員 栗本 昭
16:55〜17:00
|
お問い合わせ:
財団法人 生協総合研究所(担当:西村一郎・中村範子)
〒102-0085 東京都千代田区六番町15番地プラザエフ6階
Tel 03-5216-6025 Fax 03-5216-6030 E-mail:ccij@jccu.coop
|