フードシステム研究会【第2期】
 

2002年3月〜2003年2月 事務局 河原英夫・栗本昭

●主旨、方法

 食品分野の商品開発においては,(1)安全性の確保,(2)優れた品質(おいしさ)の追求,(3)品質に見合った価格の設定,が重点課題である。本研究会は,これらの課題を達成するため,フードシステムの各要素(生産・加工,流通,小売,消費,破棄)との間で,生協が発揮すべき調整機能について提言することを目的としている。第1期(2000年6月〜2001年9月)はフードシステム総論をまとめ,研究集会で発表した。第2期は,生鮮食品でありながら加工過程の多い畜産品を対象に課題を検討する。委員の報告を基本にし,テーマによっては外部専門家に報告を依頼し,産地・工場を見学する。


座長: 生源寺真一 (東京大学大学院農業生命科学研究科教授)
委員: 立川雅司 (農林水産政策研究所)
市田知子 (農林水産政策研究所)
齋藤  敦 (齋藤敦会計事務所,公認会計士)
伊藤  進 (コープネット事業連合生鮮食品部無店舗畜産担当)
二瓶  勉 (日本生協連商品本部本部長スタッフ・前畜産部長)
大木  茂 (麻布大学獣医学部講師)

総研レポートNo.40  「畜産をめぐるフードシステム」(200307)
第13回全国研究集会「食の安全と信頼――畜産を中心に生協の課題を考える」(2003)








1回
2002.3.26
問題提起と研究テーマの確認(生源寺座長)
2回
2002.4.24
生協の畜産事業の現状と課題(伊藤委員・二瓶委員)
3回
2002.5.24
産地・加工業者見学(高崎ハム)
4回
2002.6.12
卵・牛乳の取り組み(コープネット事業連合)
5回
2002.7.16
食の安全とフードシステム(高橋正郎氏)公開研究会
6回
2002.8.26
生産者と消費者の協同による課題と可能性(大木委員)
7回
2002.9.26
飼料の生産・流通と品質管理(協同飼料(株))
8回
2002.10.22
外国産食品の安全管理体制(立川委員)
9回
2002.12.3
畜産関連企業の株主構成と企業集団の特徴(齊藤委員)
10回
2002.1.21
海外の食料消費の実態と消費者運動(市田委員)
11回
2002.2.25
報告書内容検討

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