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助成事業

公益財団法人生協総合研究所 2017年度第9回公開研究会
「生協総研賞・第14回助成事業論文報告会」報告

○ 開催日時
2018年3月2日(金)12:40~19:00
○ 開催会場
四ツ谷・プラザエフ5階会議室
○ 参加者
62名
プログラムと報告者
12:20 開場
12:40 開会あいさつ

12:45 報告開始
(各自報告15分、その後の質疑10分、座長コメント5分)

櫻井康博(埼玉大学教育学部教授)

「知的障がい者の職場定着の要因を事例から考察する」

堀場純矢(日本福祉大学社会福祉学部准教授)

「児童養護施設における小規模化の影響:職員の労働環境に焦点を当てて」

林秀弥(名古屋大学大学院法学研究科教授)

「生活協同組合等による地域コミュニティの防災力強化の在り方 ―熊本地震を契機として―」

宮下聖史(立命館大学共通教育推進機構講師)

「医療福祉生協の地域包括ケアと地域まるごと健康づくりの検討 ―和歌山中央医療生協との共同による調査・研究―」

古賀繭子(日本女子大学大学院博士課程)

「高齢者の生活習慣からみた住まいにおける生活用品の実態に関する研究」

小山治(京都産業大学全学共通教育センター准教授)

「地方企業による地元新規大卒者採用の成功・失敗要因 ―若年雇用を通じた地域社会の生存戦略」

村上一真(滋賀県立大学環境科学部准教授)

「緑のカーテン実施促進に向けた情報提供のあり方の研究」

謝敏怡(名古屋大学環境学研究科大学院博士課程)

「社会運動の継承と変容-学生運動経験による有機農業運動の思想とその形成」

福間隆康(高知県立大学社会福祉学部専任講師)

「中間的就労の活用による生活困窮者雇用拡大のための方策 ―就労支援組織の実践と効果の検証―」

松井大輔(新潟大学自然科学系助教)

「市民組織によるクラウドファンディングを用いた空き家再生の手法 ―南砺市城端を事例として―」

17:15 閉会あいさつ
17:20 懇親会
19:00 懇親会終了
概要

 2016年度の総研賞第14回助成事業の助成対象となった10名による研究成果の報告会を主婦会館プラザエフ5階会議室で開催した。

 2月16日に刊行された各々の研究成果を掲載した報告論文集を基礎資料とし、15分ずつの報告の後、来場者を交えての質疑応答、選考委員からのコメントという手順で行った。今年も武田晴人選考副委員長にはご自身の担当以外の報告に対しても鋭い質問やコメントを頂いた。また、報告者からも他の報告者に対する質問が出、参加者の間で活発な議論を持つことができた。

 4階会議室に場所を移して行われた懇親会にも多数の参加があり、報告者と選考委員、参加者の間で報告会の中では限られた時間のために議論し切れなかった部分についてさらなる意見交換が行われたことは、報告者の今後の研究の進展のためにも非常に有益であったと思われる。