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知の市場

第3回講義概要「学生生活を取り巻くリスクを考える」

○ 開催日時
2019年4月24日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

寺尾 善喜(全国大学生協共済生活協同組合連合会 専務理事)
 「学生生活を取り巻くリスクを考える」

概要

 第3回講義の講師は、全国大学生協共済生活協同組合連合会(大学生協共済連)の寺尾さんです。大学生協の保障制度のお支払事例や「学生の生活リスク講座」のテーマなどから、現在の学生を取り巻くさまざまなリスクについて説明いただきました。

受講生の受けとめ

 学生たちが今回の講義後に提出したレポートの一部を、抜粋して紹介します。

Q 生活協同組合(団体)について興味や関心を持ちましたか?

Aさん
大学の生協が、事故やけがを負ってしまった時に共済金の支払いがあるなど、免許の際や旅行だけでなく幅広い分野において対応しているということを知り、生協をより身近に感じるようになりました。

Bさん
共済の仕組み、学生生活における共済の役割や行われていることに興味がとても持てました。また、学生生活には自分が予想していたよりも多くのリスクが存在しているということにも興味が持てました。

Cさん
共済では事故後の共済金の給付だけでなく、事故を未然に防ぐための活動に力を入れているというところに関心を持ちました。

Q この講義のポイントは、どこにあったと思いますか?

Dさん
「リスク」という単語が一番のポイントであったと思います。様々なリスクが大学生が生活する中では存在しますが、それらは無知が引きおこすことが多いなと、それぞれのリスクを取りあつかう中で感じました。もちろん、第3者から加えられるリスクもあるとは思いますが、知っていれば対応できただろう、ということがあると思います。本日の講義で新しく知ったことも多かったので、今後も学生に向けて発信をしてほしいなと感じますし、ポイントだと思います。

Eさん
人の立場になって考え、そして周りの人とPKT(ペチャクチャタイム)を通して意見を交わしあうことで自分の考えだけでなく人の意見も聞けるので、固定概念から抜けすことができたのでとてもよかったと思いました。こうすることで理解をより深められるので、ここがポイントなのではないかと考えました。

Fさん
大学生協共済と保障事業の違いについて、「共済」は「互いに助け合う」「お互いにお金を出し合って」、例えば予防のための取組みをしたり等、協同組合法のコンセプトに則った事業ということ。また学生生活の中でおこりうるリスクを提示(教示)することにより「予防」のための対策をクリエイトし、「バージンバイアス」などの認知バイアスを軽減することで、今後の学生生活を冷静に明るく過ごすという点。

Q この講義や生活協同組合(団体)に対する意見・感想はありますか?

Gさん
全体の話をきいて一番驚いたのは学生の一番多い死亡率が自殺であることでした。全体の死亡理由の6割が精神的な問題であることもショックでした。自分の周りには自殺をしたいと考えている人などいないので、この問題については少し遠い問題のように感じますが、死に追いやられるほどの悩みをもっている同年代の子がいると思うとなにも死を選ぶ必要はないと伝えたいです。今は昔と違ってSNSが普及しており、大学生などは半分以上の人が使っているのではないかと思います。名前を出すことなく悪口を言えてしまったりするので、一歩利用方法を間違えてしまったらとり返しのつかないことをしてしまうのを理解した上で使っていきたいです。

Hさん
「デジタル・タトゥー」のお話を聞き、SNSの怖さを実感しました。私自身、LINEやツイッター、インスタグラムなどSNSを利用しており、時々投稿もしています。仮に悪気がなかったとしても、不適切な投稿をしてしまった場合、在学中の大学、内定先の企業にも迷惑がかかってしまい、何より自分自身に消えない傷が残ってしまう場合もあると思います。不適切な行いをしないということはもちろんのことですが、何でもかんでも身の周りのことをSNSを用いて発信するということは控え、常にリスクマネジメントを行いながら残りの学生生活を有意義に過ごしていきたいと思います。

Iさん
普段の行動を見直すきっかけになった講義でした。私も自転車を漕いでいる時に時間を確認すためにスマホを見てしまうことがあるのですが、その一瞬の間で加害者にも被害者にもなりうるんだな、と改めて実感しました。大学生に多いのは、「同調性バイアス」のように大したことにならないだろうという軽い考えだと思っています。もちろん大学生だけではなく大人やお年寄・子供など様々な世代でそれぞれ個人がより注意深く生活していくことにより防げたかもしれない災害というものは減少していくはずなので、周りに注意喚起をしていきながら自らの行動にも気をつけていきたいと思います。