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知の市場

第14回講義概要「高齢社会に備える」

○ 開催日時
2018年7月11日(水)15:00~16:30
○ 開催会場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)
講師とテーマ

梅津 寛子(組織推進本部福祉事業推進部)
 「高齢社会に備える」

概要

 第14回講義の講師は、組織推進本部福祉事業推進部の梅津さんです。梅津さんは看護師から生協の職員へ転身された医療のプロフェッショナル。海外でも医療業務に従事された経験をお持ちです。学生たちに今回の講義についてききました。

受講生の声

Q生活協同組合(協同組合)のどのようなところに興味や関心をもちましたか?Aさん少子高齢化社会の今、産まれてくる子供よりもなくなるお年寄りのほうが多いと知り、様々な問題を私たちの世代が考えなければならないと実感しました。私はその世代の一人なのだと改めて思いました。Bさん「あすなら苑」が人権を尊重した介護をしているところが良いと思いました。こういう介護をもっと増やすべきだと思います。Cさん生協の介護事業規模が、全国の福祉事業者のなかで第3位と意外と高い。「最後まで自分らしく生きるくらしの実現」という言葉を聞いて興味を持ちました。Q今回の講義のポイントは、どこにあったと思いますか?Dさん高齢化が進んでいる上に、少子化により要介護者を介護できる人が確実に減ってきている。また、健常であっても何かが起こった時に、周りに高齢者しかいない場合、助けられるネットワークが必要だと思いました。地域に住む高齢者の人たちがより健康に、そして無理なく過ごせるように地域と密着したネットワークをもつ生協が活動していることは大切だと思いました。Eさん日本の人口が減少している。現在は33人に1人が85歳以上であるが、20年後には10人に1人が85歳以上になる。高齢者が増えてくるなか、「あすなら苑」の「10の基本ケア」は、高齢者が自分らしく自分の力で生活が少しでも送れるようにするために必要不可欠だと思った。日常生活が困難になった高齢者にできなくなったことを、そのまましてあげるのではなく、できないことを少しずつできるようにサポートすることで、最期まで自分らしく生きていける。Fさん介護現場のビデオを観てスタッフに若い方が少ないと感じました。これからも続けていくためには若手の介護師を獲得することと、介護現場の労働がキツイというイメージを払拭することが必要だと考えました。また、親を介護施設に入れるということは、自分では手に負えないから他人に丸投げするのだと思っていましたが、今日の講義を通して、自宅に戻れるように家族が協力しているのを知り、考え方、捉え方が変わりました。Q今回の講義や生活協同組合(協同組合)に対する意見・感想がありますか?Gさん私が高齢者になった頃には、日本がどのようになっているのか気になります。もし認知症になってしまったら、自分のことも家族のことも友達も分からなくなってしまったら...。認知症だけはなりたくないと思います。自分らしく生きるために、ふつうの生活ができるようにケアしていきたい。自分のことは自分でできるようにして、地域で助け合いながら暮らすことが理想です。平均寿命が伸びているし、好きなことをして生活できたらいいなと思います。健康で長生きできるのは、人と話して笑うことだということがあり、個人的にはこれを意識してやっていきたいです。H介護師のかたの仕事を観て、こんなに大変なんだと知りました。ベッドから起き上がるところからサポートが始まり、食事、トイレ、お風呂など様々なことを家族でもない人に対して介護することが、本当に素晴らしいと思いました。精神的にも体力的にも私にだったら厳しいなどと思ってしまいました。介護施設に入る前から地域で声をかけたり、交流することなら、私にもできるなと思いました。しかし、私の親はそれを当たり前に様にしているけど、私は少し恥ずかしさもありなかなかできません。親世代も年々歳を取り、今度は私たちが社会人、地域の大人となっていきます。いろいろなこと、自分のことだけでなく、周囲のことを考えられる人になりたいです。Iさん私は祖父母に小さい頃から面倒をみてもらいました。今、祖母はケアマネジャーさんと相談して高齢者が運動する施設に通っています。祖父は仕事をしていてまだ元気です。そのため介護に関しては簡単な家事や散歩に付き合う程度なので、それほど苦労はしていません。しかし、こういう生活が長く続くとは思っていないので、祖父母の介護が必要になった時には、家族全員で協力できるようにしていきたいです。また少しでも長く元気でいてもらうためにもサポートしていきたいです。講義中の動画で観たことは将来の介護をする上で活かせることばかりだったので勉強になりました。介護について考える良い機会になりました。