生協社会論

2015年度講座

開講期間
2015年4月8日~2015年7月22日(全14回)
会  場
大東文化大学 板橋キャンパス(高島平)

科目内容(「講義名」をクリックすると終了した講義の概要がご覧になれます)

講義名 講座日 講 師 講義内容
1 現代社会と協同 4月8日 小熊 竹彦 協同組合とは何か。その基礎知識と、活力ある社会を作るために協同組合、生協ができることは何かを考える。
2 宅配から見える日本の社会 4月15日 高山 栄 「買い物弱者」への対応や独居高齢者の見守り、コミュニティーの創造など、生協の「宅配」の特徴である、定期的なお届けを通して社会的課題の解決に向けて取り組んでいることを理解し、私たちは何ができるかを考える。
3 食の安全・安心 4月22日 山越 昭弘 健康なくらしの基本となる安全な食品を届けるため、生協が実施している食の安全・安心対策の最前線について解説する。食の安全・安心を守るための取り組みについて理解し、私たちが普段の生活の中で何ができるかを考える。
4 新しいCO・OP商品作り 5月13日 平野 路子 くらしのニーズを発掘し、新しい商品を開発するための挑戦の様子を、担当者が体験を交えながら解説する。商品開発のやりがい、商品開発に向けた思いを理解する。
5 地域の活性化ー産直 5月20日 内山 和夫 地域とつながり、地域や日本の農業を活性化するために、生協の産直が取り組んでいることについて知る。私たちが商品を購入することで地域の活性化につながっている例があることを理解する。
6 学生をとりまくリスクにそなえる 5月27日 寺尾 善喜 学生の安全・安心をサポートする「学生総合共済」。そこから見えてくる、大学生の学生生活をとりまくリスクについて理解し、どのように備えるべきか考える。
7 生協と若者 6月3日 毎田 伸一 食堂や購買部として、私たちの大学生活に身近な「大学生協」。大学生や大学を取り巻く環境が変化する中、大学生協の役割も変化している。大学生協の活動を通して見えてくる大学生の今を考える。
8 超高齢社会の下、安心してくらせる社会づくり 6月10日 吉岡 尚志 高齢化が待ったなしで進む日本。地域や生協の枠を超えて、東京都生協連が取り組んできた、福祉のまちづくりの成果と課題を理解し、私たちにできることは何か、どのような視点をもつべきかを考える。
9 防災・減災 6月17日 五十嵐 桂樹 東日本大震災の復興に向けた取り組みとそこから見えてくる課題、今後想定される大震災に備えた防災対策について理解し、防災や減災に向けて私たちができることを考える。
10 消費者力を高める 6月24日 磯辺 浩一 年間数兆円に上る消費者被害を防止することが大きな課題となっている。消費者被害を防止するための具体的な取り組みを理解し、安心して消費生活を営める社会の実現に向けて何が必要か考える。
11 貧困を考える 7月1日 志波 早苗 近年、格差の拡大やワーキングプアなど貧困に関わる問題が指摘されている。くらしの相談ダイヤルから見えてくる日本の貧困問題を考える。
12 再生可能エネルギー 7月8日 戸井田直人 私たちの生活を支える電気。東日本大震災による福島原発事故の後、そのあり方が大きく変わろうとしている。脱原発依存に向けた取り組みや再生可能エネルギーをめぐる動きについて理解し、私たちはどのような選択ができるかを考える。
13 子育て支援 7月15日 若松 恵子 女性の社会進出に欠かせない「子育て支援」。生協が実施している具体的な活動と、活動を通じて感じる課題について理解し、どのような子育て支援が求められているのか、私たちにできることは何かを考える。
14 生協の現在と未来 7月22日 山内 明子 日本社会が大きく変わる中で、生協の事業、活動も変わってきている。未来を見据えて、生協の現状と課題から、今後の社会を考える。