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刊行物情報

生活協同組合研究 2018年2月号 Vol.505

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先進技術で変わる小売業の未来

 IoT(Internet of Things)という言葉はもはや一般的な用語になり、本当にありとあらゆるものがインターネットにつながり、情報のやり取りをするようになってきた。「IoT 家電」なるものも登場し、シャープのヘルシオAXXW400はクラウドサービスと繋がり様々なレシピのデータを集めつつ、AI(人工知能)が過去の調理記録から家族の好みを把握し、メニューを提案してくる。究極的には、人間の体自体もインターネットにつながり、脳に直接外部から情報が送り込まれる、体内の健康情報が自動的に取得・管理される、といった未来も近いのかもしれない。

 IoT やAI、ビッグデータ分析、ロボットといった技術が身近なものになってくると同時に産業の形を大きく変えつつある。それは小売業も例外ではない。

 本特集では、冒頭で専修大学の江原氏に小売業における先進技術との付き合い方を解説して頂いた。2本目以降の原稿は各論という形で、AI・ロボットについてはローランド・ベルガーの福田氏に海外を含めた小売業におけるAI・ロボットの活用状況や見通し、導入の課題を整理して頂いた。日経BP 社の小平氏には中国で広がりつつある無人店舗とその中で使われている技術について紹介頂いた。スターティア株式会社の星野氏にはAR(拡張現実)がもたらす小売業上での可能性と、実際の活用例を紹介して頂いた。ドローンについては筆者が国内の資料を収集の上、現状と物流分野への導入に向けた課題を整理した。

 この特集でもっとも伝えたいことは、先進技術を忌避してはならない、ということである。小売業を含めた産業、そして社会が技術の発展とともに大きく変化していくのは避けることができない。その時に、先進技術を追いかけ理解する努力をした経営体と、先進技術の理解を諦めた経営体があった場合に、後者は生き残ることができないだろう。

 本特集が、先進技術が小売業を大きく変化させつつあることを、読者が実感する

(宮﨑 達郎)

主な執筆者:江原 淳、福田 稔、小平和良、星野順也、宮﨑達郎

目次

巻頭言
ジャック・マーの野望(大石芳裕)
特集 先進技術で変わる小売業の未来
先端技術と小売業(江原 淳)
小売業におけるロボット・AIの活用(福田 稔)
中国で広がる無人店舗(小平和良)
AR(拡張現実)で変わりゆく小売業の販売促進──導入事例から見る効果と課題、展望について──(星野順也)
空の産業革命は起こるのか──ドローン物流の現状と課題──(宮﨑達郎)
研究と調査
イタリアの生協の経営概況──2016年度決算状況から──(佐藤孝一)
海外情報
アメリカの協同組合を訪ねて(鶴田 健)
時々再録
路面電車で街づくり──台湾・高雄LRTに乗る──(白水忠隆)
本誌特集を読んで(2017・12)
(田渕英治・高野 智)
新刊紹介
宮本太郎編著『転げ落ちない社会』(秋山 純)
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著、池村千秋訳『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(亀井 隆)
研究所日誌
生協総研賞 第11回表彰事業・講評
2017年度公開研究会(2/28・名古屋)
2017年度公開研究会(3/7・福岡)
2018年全国生協組合員意識調査「並行調査」募集のご案内
生協総研賞・第14回助成事業論文報告会