研究活動

常設研究会 ― 第2次2050研究会 第5回報告 ―

○ 開催日時
2017年1月25日(水) 10:00~12:30
○ 開催会場
プラザエフ5階 会議室
○ 参加者
10名 (委員7名、事務局1名、オブザーバー2名)
テーマ
報告①
「地域密着のヤマザキショップの展開について」
 丸山芳男 氏(山崎製パン株式会社 小売事業本部Yショップ事業部店舗運営課 課長)
報告②
「地域向けワークショップのまとめ報告」
協議①
「研究会の2016年度まとめと2017年度計画について」
協議②
「2017年度研究会開催日程の件」
協議③
「次回研究会開催内容について」
概要

 山崎製パン株式会社の丸山芳男氏から、同社の店舗事業「ヤマザキショップ」の展開について、事例を含め報告いただいた。ヤマザキショップは、(一般的なコンビニのスタイルである同社のヤマザキデイリーストアとは異なり)ボランタリーチェーン方式の小売業として展開されており、店舗運営にかかる制約は比較的緩い条件となっている。これがオーナーの事情に応じた裁量ある運営自由度の高さにもつながっている。

 報告では各店舗の設立経緯や地域事情、運営上の特徴といったものを伺った。特に過疎地において地域密着型で運営されている店舗の事例報告については、当研究会の掲げる「集いの館」構想にとり多くの示唆をいただける内容であり、報告後の質疑応答では参加委員から多くの質問が出された。

 続いて、過去に開催された地域向けワークショップのまとめ報告が行われた。ワークショップにおいて参加者から出された意見から「集いの館」構想に参考となるものがないか検討を進めたい。

 その後、研究会の年度まとめ次年度計画について提案がなされ次年度以降の開催日程についても確認が行われた。また、次回の研究会には当研究会の前身となる2050研究会の委員にもご参加をいただくため、構想の進捗状況等についてどのように報告・意見交換を行うのか事務局・座長で検討を行い後日委員に連携することを確認した。