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研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2017年度第6回公開研究会
スイスの二大生協の歴史と現況 ~ミグロとコープ・スイスを比較しつつ~

○ 開催日時
2017年10月18日(水)14:00~16:30
○ 開催会場
コープ御所南ビル4F会議室
○ 共催
くらしと協同の研究所
○ 参加者
25名
プログラムと報告者

報告①
「スイスの生協の沿革・歴史」
鈴木 岳(生協総合研究所 研究員)
報告②
「スイス二大生協の事業概要と評価」
佐藤孝一(生協総合研究所 研究員)
概要


司会・杉本貴志 氏

 くらしと協同の研究所の高木英孝氏の挨拶に続いて、関西大学の杉本貴志氏からスイスの両生協の雑感を簡潔に導入として語っていただきました。

 本題として、まず当研究所の鈴木研究員がスイスに関する基本的な情報として歴史・地理概況と政治・経済の特徴について報告を行いました。その後、スイスの生協について、コープミグロの前史からドットワイラーの指導するミグロまでの変遷の報告がなされ、日本におけるスイスの生協への訪問史やミグロへの評価の変化などの紹介がありました。佐藤研究員からはコープ・スイスとミグロを常に対称比較し、さらに日本での規模だったらどうなるかを数値で適宜比較しつつ、その事業規模から様々な取り組み、組織のあり方、社会貢献活動から、昆虫食などの最新の話題を踏まえつつ幅広い情報の提供がありました。さらに両生協の競争が共に発展の原動力となっていること、社会的評価も高いことも示されました。休憩後、多数の質問が出された内容を司会の杉本氏が要点を絞りつつ提示し、登壇者からの回答や補足の情報提供を行いました。最後に小方専務理事の閉会挨拶で終了しました。