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研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2017年度第1回公開研究会
福祉・医療分野における生協の存在と意義

○ 開催日時
2017年5月15日(月)14:00~17:00
○ 開催会場
東京都生協連会館 3階会議室
○ 参加者
40名
プログラムと報告者
報告①
久保ゆりえ(明治大学大学院商学研究科博士後期課程)
生活協同組合による高齢者福祉活動の意義を探る
 -「くらしの助け合いの会」を事例として-
講評①
竹内明子(栃木県生協連会長理事)
報告②
山下智佳(保健医療経営大学准教授)
医療生協における国際活動の動向と
 国際医療協同組合フォーラムのインパクト
講評②
吉岡尚志(東京都生協連福祉担当、前東京西部保健医療生協専務理事)

質疑応答

概要

 今回の公開研究会は、「(第2期)生協論レビュー研究会報告〈中〉」(『生協総研レポート』№83、2017年2月刊)に収められた論文の中から2本を取り上げ、それぞれの報告に対し、生協の実務に携わる方からのコメントをいただき、研究者や生協関係者と議論をしました。

 報告①「生活協同組合における高齢者福祉活動の意義を探る」で久保ゆりえ氏は、様々ある生協の活動の中から「くらしの助け合いの会」に焦点を当て、それがどのような社会的背景の中で発展し、その意義がどのように評価されてきたのかを文献サーベイすることで、今後の課題を明らかにしていきました。今後は、地域のオルガナイザーとしての役割を認識して、組織マネジメントの理論や方法論を研究するなど、福祉活動の運営方法などで生協の独自性を追求していくことが大事であることを指摘されました。
 それを受けて竹内氏は、助け合いの会に取り組んでいる生協の立場から「組合員の活動ということで組合員にまかせきりになっていた」など、問題意識や課題を報告されました。

 続いて、報告②「医療生協における国際活動の動向と国際医療協同組合フォーラムのインパクト」では、山下智佳氏が、医療生協の国際活動について、第1回国際医療協同組合フォーラム(1992年、東京)の開催が及ぼした影響を、フォーラム以前の活動、フォーラムの内容、その後の活動に区分して、文献研究を行ったことが報告されました。このフォーラムは、日本以外にも医療生協があること、それ以前は医療生協間の国際交流活動が希薄であったことに気づかされるきっかけとなり、その意味で医療生協にとっては大きな転機となったとの指摘をされました。
 当時の国際活動事務局だった吉岡氏には、講評の中で具体的な準備状況や国際交流の内容、得たもの等を詳しく補足報告していただきました。