研究活動

公益財団法人生協総合研究所 2015年度第7回公開研究会「超」高齢社会をどう迎えるか?
-「2050研究会」から地域社会と生協への提言-

○ 開催日時
2016年2月20日(土)13:00~16:05
○ 開催会場
TKP博多駅南会議室
○ 参加者
53名
プログラムと報告者
趣意説明「2050研究会の問題意識」
鈴木 岳(生協総合研究所)
基調講演 「2050年超高齢社会のコミュニティ構想」
若林靖永(京都大学大学院教授)
パネルディスカッション
司会:若林靖永
パネリスト:橋本りえ(株式会社関西計画技術研究所)
堀家路代(読売新聞西部本社生活文化部)
林浩一(エフコープ生活協同組合)
下村卓也(生活協同組合コープおおいた)
概要

 九州地連岡出洋次事務局長より開会の挨拶を頂いた後、鈴木研究員より2050研究会の提言についてポイントの説明を行った。続いて研究会の座長を務めた若林靖永教授(京都大学大学院)より、研究会の問題認識、生協に要請されていること、「集いの館」構想、進め方についてのお話を頂いた。その後、4名のパネリストよりコメントと質問を頂いた。コメントとしては「集いの館」に対する期待が中心的であった。質問としては、集いの館にどのように人に集まってもらうか、経営に関する採算性、担い手のスキルをどう担保するか、といった点が挙げられた。若林先生からのリプライとして、①経営の採算性については今後の検討が必要であること、②担い手作りについては、「集いの館」を作る過程そのものがトレーニングになるという考え方(本人の意欲、まわりからのサポートは必須であるが)とのことであった。小方専務理事が閉会の挨拶を行い、終了となった。