研究活動

テーマ:「家計簿からみた私たちのくらし、明日への確かな一歩へ
―2012年全国生計費調査報告-」

○ 開催日時
2013年5月30日(金) 14:00~16:30
○ 開催会場
プラザエフ 8階 スイセン
○ 参 加 者
62名
プログラムと報告者
概要報告 「2012年全国生計費調査報告について」
 山田浩史(日本生協連 組合員活動部)
報       告 「生協組合員生計費調査にみる今日の家計と家計簿記帳の意義」
 重川純子(埼玉大学教育学部教授)
特別報告 「今日のくらしの実情と私たちのくらしを守るために」
 内藤眞弓(ファイナンシャルプランナー)
会員報告 宮城県生協連・みやぎ生協報告  加藤房子、佐藤啓子
  ユーコープ(かながわ県本部)報告  関山万里子、原 登美子
概要

 今回の公開研究会では、5月に刊行された「家計簿からみた私たちのくらし」のデータを基に、日本生協連組合員活動部の山田浩史氏から概要報告を、埼玉大学教授の重川純子氏からは今回の生計費調査の特徴と、家計簿記帳の意義について報告していただいた。

 ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓氏からは、ファイナンシャルプランナーという仕事やその活用についての話を通して、よりよい生活設計をしていくための様々な工夫の提案をしていただいた。

 宮城県生協連・みやぎ生協の加藤房子氏、佐藤啓子氏には、家計簿活動をとおしてみえる東日本大震災後のみやぎ生協組合員の依然厳しい状況や、生計費調査へ若い世代の組合員を取り込んでゆくための努力等を報告していただいた。

 今年、家計簿活動40周年を迎えるユーコープ(かながわ県本部)の関山万里子氏と原登美子氏からは、家計簿活動が「台所から社会を動かす」原動力と根拠なった歴史や、参加する多くの世代が共通の話題で交流できる活動である等、横浜生協以来40年続けてこられた家計簿活動からみえてくる活動の意義を報告していただいた。